【本記事は無料で読めます】奥田@有料版vol.286:生命保険会社2020年上半期状況
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<2021/01/06配信>
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奥田雅也の
「無料メルマガでは書けない法人保険営業ネタ」
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奥田@有料版vol.286:生命保険会社2020年上半期状況
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いつもお世話になります。
奥田です。
新年、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2020年上半期の生命保険会社各社の
決算状況が出揃いました。
詳しく確認されたい方は
生命保険協会HPにてご確認下さい。
生命保険協会HP
https://www.seiho.or.jp/member/account/
その中から私は
新契約ANPに注目しました。
新契約ANPは、
保険営業が獲得した契約のうち
量を表す指標として
分かりやすいので、
どこの保険会社がどれだけ売れたのか?
を確認するには良い指標だと
思っています。
その集めたデータを表にまとめて
Twitterにアップしましたので
詳細はそちらの画像を
ご確認下さいm(__)m
ポイントは2018年との比較です。
2019年度はご存知の通り
2019年2月のいわゆる
「バレンタインショック」で
法人系商品が売り止めになっていた時期で、
2020年度は緊急事態宣言による
営業自粛があった時期です。
その前の2018年は、
いわゆる法人向け商品で
全損商品がバンバン売れていた
時期ですから、
ある意味ではピークと比較のが
面白いかと思いピックアップしました。
2020年度上半期において、
2018年度上半期より新契約ANPを
減らした保険会社を順番に
書いていきます。
1位:かんぽ生命 ▲91.9%
2位:ネオファースト生命 ▲90.6%
3位:大樹生命 ▲65.8%
4位:エヌエヌ生命 ▲64.9%
5位:第一生命 ▲61.7%
6位:アフラック ▲56.1%
7位:大同生命 ▲54.5%
8位:東京海上日動あんしん生命 ▲53.2%
9位:三井住友海上あいおい生命 ▲52.5%
10位:マニュライフ生命 ▲51.9%
ここまでが
業界平均の減少幅▲51.9%を
上回って減った保険会社です。
こうやって並べてみると
特徴がありますね・・・・
1位のかんぽ生命は違う要因なので
ちょっと除外しますが、
2位 ネオファースト
4位 エヌエヌ生命
7位 大同生命
8位 あんしん生命
9位 あいおい生命
10位 マニュライフ生命
は明らかに昨年の法基通改定により
大きな影響を受けています。
なおエヌエヌ・大同・マニュライフは
緊急事態宣言が出た昨年は前年比より
少し戻していますので、
いかに2018年から2019年の
落ち込みが激しかったかが
分かると思います。
それ以外のメーカーで言えば、
3位:大樹生命
5位:第一生命
6位:アフラック
あたりは法人向け商品に
それほど優位性がないので、
法基通改正の影響ではなく
2020年の営業自粛が
モロに影響しているという
ことなんでしょうね・・・
7位の大同生命も、
直販社員さんがおられますが、
2019年よりは盛り返しているのは、
営業自粛中の直販社員さんじゃなく
会計事務所チャネルが
積極的に法人向けに保障商品を
販売した結果なのでは
ないでしょうか・・・・?
意外?に傷口が大きいのは、
あんしん生命とあいおい生命の
損保系2社で、法基通改定で減らした上に
営業自粛でダブルパンチを
受けてしまったような印象を受けます。
かと思えば同じ損保系でも
ひまわり生命も減らしてはいますが、
あんしんとあいおいに比べると
それほど減らしておらず、
逓増定期という飛び道具の
おかげなんでしょうかね・・・?
あと面白いのは直販系が強い保険会社で
ジブラルタ生命
2018年度比▲36.4%
2019年度比▲13.2%
ソニー生命
2018年度比▲33.8%
2019年度比▲31.4%
プルデンシャル生命
2018年度比▲2.0%
2019年度比+8.9%
メットライフ生命
2018年度比▲49.5%
2019年度比▲35.4%
となっています。
一番キツイのはメットライフで、
法人向け商品が売れなくなり、
営業自粛で直販も売れなかった
という状況に見えます。
ソニー生命とジブラルタ生命を
見ていると昨年の影響は
それほど大きくはありませんが、
2020年の営業自粛が
影響しているあたりに
代理店ラインよりも直販ラインが
メインの保険会社であることが
よくわかります。
それで見るとやはり
プルデンシャル生命は
ちょっと底力が違う感じが
しますね・・・・
法基通改定の影響も
わずかに受けましたが、
2020年のコロナ禍において
2018年より新規ANPを
伸ばしているあたりに
凄さを感じますね・・・・
あと地味?に健闘しているのが
オリックス生命で、
課税繰延商品がほとんどなかったので
法基通改定の影響はなく、
昨年のドル建終身の訂料前の
駆け込みで業績を伸ばしたのが
よく分かります・・・・
最後に2018年と2020年の
ANP上位者を比較します。
2018年度
1位:かんぽ生命 1,845億円
2位:日本生命 975億円
3位:明治安田生命 700億円
4位:ネオファースト生命 585億円
5位:メットライフ生命 584億円
2020年度
1位:日本生命 533億円
2位:明治安田生命 401億円
3位:プルデンシャル生命 347億円
4位:メットライフ生命 295億円
5位:住友生命 269億円
いろんな意味で流石ですね・・・・
※これ以上突っ込んだ話しを聞きたい方は
奥田に会いに来てくださいwww
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編┃集┃後┃記┃
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今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新コロで政府も自治体も迷走していますが、
私はブレずに今年も粛々とやります。
ちなみに1月はいろいろなセミナーで
講演します。
1月14日・15日
ソニー生命Webセミナー
https://bit.ly/38M7obO
1月14日
保険RM研究会Webセミナー
https://pro.form-mailer.jp/lp/844e5c9e193943
1月26日・27日・29日
第13回保険RM研究会セミナー
https://pro.form-mailer.jp/lp/f1362263214143
どなたでも参加可能ですので、
ご都合が合えばご参加下さい。
なお第13回保険RM研究会セミナーは
リアルでの開催ですが、
29日の東京は緊急事態宣言により
中止になるかも知れませんので
ご了承下さいませ。
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配信責任者
株式会社サンライズコーポレーション
メールマガジン配信事務局 奥田
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