奥田＠有料版vol.89：進撃の巨人？【本記事は無料で読めます】
※本記事はまぐまぐの有料メルマガ「奥田雅也の『無料メルマガでは書けない法人保険営業ネタ』」の記事を個別に販売しております。
お気に入りの記事を個別に購入して頂いても結構ですし、まぐまぐにて購読申込を頂ければ1ケ月は無料で購読が可能です。
詳しくはこちらのページをご確認下さい。
なおこちらのオンラインサロンにご登録を頂ければ、バックナンバーを177号までプレゼントいたしますので、よろしければチェックしてみて下さい。
＜2017/03/15配信＞
■━━━━━━━━━━━━━━━━■
奥田雅也の
「無料メルマガでは書けない法人保険営業ネタ」
■━━━━━━━━━━━━━━━━■
奥田＠有料版vol.89：進撃の巨人？
■━━━━━━━━━━━━━━━━■
いつもお世話になります。
奥田です。
もう既にご存知の方も多いと思いますが、
日本生命が来月から発売する
定期保険が衝撃的です。。。
ペットネームは
「プラチナフェニックス」と称した
全損＆1/2損金の平準定期保険です。
なにが衝撃的かと言いますと、
既契約が日本生命になければ
保険金額５億円まで
簡易告知で加入が出来る点です（汗）
保険の仕組みとしては、
明治安田やひまわり生命の
名義変更目的？の逓増と同じで、
第一保険期間は災害保障のみで
第二保険期間から
普通の死亡保障となります。
第一保険期間中に
病気死亡をした場合には、
責任準備金が死亡保険金として
支払われることになります。
しかもこの第一保険期間は
10年以上で設定が出来て
最長50年までの設定が可能です。
この災害保障部分が長いので、
簡易告知のみで取り扱いが
出来る様になったのでは？と思います。
ちなみに５０歳男性が
全損タイプに保険金額１億円で
加入した場合、
年間保険料は約135万円で
10年目返戻率は82％ですから
悪くないですよね・・・
保険金額５億円まで告知で
加入が出来るということは
675万円まで簡単に損金を作って
繰り延べが出来るというのは
なかなかの脅威です・・・
なおこの商品、若年層は返戻率が悪く
年齢が上がるに連れて返戻率が
よくなるという商品設計になっています
ですから、４０歳後半以降から
６０歳半ばくらいまでの経営者であれば
ドンピシャで嵌る商品かと思います。
私はこの商品をみて
かなり衝撃を受けました・・・
何故なら、「ここまでやるか」という商品を
日本生命が開発したという事実に
驚かされました。。。
私の認識では、
全損商品や一時払い商品といった
保険料が簡単に集めやすい商品は
規模が小さい保険会社や
経営に難のある保険会社が
売り出すのが常套だったからです。
ただ第一生命が
生活障害タイプの全損定期を
昨年に発売をして、
先にこの流れを破ったと言えるでしょう。
第一生命が法人専用の
全損定期を出したので、
日本生命も黙っておれなくなり
今回の商品開発に繋がったのでは？
と思っています。
今まで全損定期で使える保険会社は、
経営に難のある保険会社ばかりで、
2020年以降の経済動向を考えれば
とても提案出来る会社はありませんでした。
※あくまでも個人の感想ですw
ところが、第一生命と日本生命が
この流れを変えてしまい、
全損商品を投入してきました。
ただ第一生命自体を取り扱っている
乗合生保プロが少ないので、
それほどインパクトはありませんでしたが（笑）
日本生命となりますと話は異なります。
乗合生保プロ代理店の登録だけでなく
税理士事代理店の登録も
多い日本生命だけに、
4月以降はかなり売れるのでは？と思います。
ちなみに1/2損金タイプの方は
若年層においてかなり返戻率が良いので、
４月で訂料となり、各社の長期平準の
パフォーマンスが落ちる中で
この商品の優位性はかなり出てくるでしょう・・・
返戻率もよくて簡易告知扱いですから
ある意味無敵です（笑）
こうなると、全損定期を売りにしていた
経営難のある保険会社は
さらに危なくなるのでは？と
危惧をしてしまいますが・・・
※あくまでも個人の感想ですw
ただし日本生命の商品自体が、
保全機能は非常に弱いので、
その点は弱点として抱えています。
ですから、全損で単なる
課税の繰延として活用し、
10年後の出口で
役員退職金として支給をすることが
確定している様な場合であれば
安心して使えるでしょうが、
そうでない場合には
将来的なハンドリングも見据えながら
提案する商品に混ぜるかどうかは
考えておくべきでは？と思います。
業界の巨人が何振り構わず
法人マーケットにおいて
優位性のある商品を投入してきたのは
非常にインパクトがあります。
まさに「進撃の巨人」でしょうか（笑）
ちなみに私の代理店では、
日本生命は挙績が少なかったために
昨年に代理店委託契約を
解除されました（笑）
ですが、この商品発売を受けて
再度、登録をしようとしています（汗）
ただし・・・
この商品の発売により、
また「単なる節税売り」の募集が
強くなるのでは？という危惧も
あります・・・
「法人保険＝節税」
という安直な保険販売が横行して
業界全体の地位やイメージを
悪化させないか？という心配も
無きにしもあらずなので、
やっぱり必要補償額をキチンと
他保険で確保した上で、
この商品を活用出来る様な
保険営業パーソンが増えて欲しいと
願っております。
/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
編┃集┃後┃記┃
━┛━┛━┛━┛
最近、何かと余裕がないのか
しょーもないミスを連発しています（汗）
まぁ致命的なミスでお客様に
迷惑を掛けるような大事には
至っていないのでまだ良いのですが・・・
小さいミスで問題が
起きたこと戒めにして、
気を引き締めて
3月を乗り切りたいと思います。。。
※本メルマガに関するご意見・ご感想がございましたら
本メールアドレスにご返信ください！
全件必ず読ませて頂きますが、
ご返信を差し上げるかどうかは
お約束しませんのでご了承くださいませ。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
配信責任者
株式会社サンライズコーポレーション
メールマガジン配信事務局 奥田
info@kigyouhoken.net
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
いいなと思ったら応援しよう！
