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奥田@有料版vol.188: 王道を行く【本記事は無料で読めます】
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<2019/02/13配信>
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奥田雅也の
「無料メルマガでは書けない法人保険営業ネタ」
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奥田@有料版vol.188: 王道を行く
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いつもお世話になります。
奥田です。
すでに報道がされているので
ご存じの方も多いと思いますが、
2月6日付けの日本経済新聞の
記事をご紹介します。
第一生命ホールディングスや
大同生命保険など生命保険各社が
節税目的での加入が増えている
経営者保険を4月から
見直すことがわかった。
途中解約を前提に
法人税の節税効果を
過度に高めた内容を
金融庁が問題視していた。
中小企業の節税ニーズを取り込み
市場が急拡大してきたが、
節税効果を抑える内容にする。
各社が見直すのは
中小企業の経営者を対象にした生命保険。
経営者が死亡すると
数億円単位の死亡保険金が
もらえる契約だが、
実態は節税目的で加入する経営者が多い。
払い込んだ保険料を
全額会社の経費として計上でき、
一定期間後に解約すると
保険料の大部分が
「解約返戻金」として戻ってくる設計だからだ。
第一生命は「ネオdeきぎょう」
という商品を見直す。
死亡保障額が同じ場合の
保険料を4~6割引き下げる。
損金処理できる金額も同程度少なくなり、
解約時に受け取る返戻金も減る。
節税効果を加味した実質ベースの返戻率は低下する。
大同生命も同様の修正を準備している。
各社は顧客向けに配布する
注意喚起文書も新たに作成する。
死亡保障等を目的とした
商品であることを強調するとともに
法人税額の圧縮や
短期の中途解約だけを
目的とする加入は勧めていない旨を明記し、
「節税目的」の加入に注意を促す。
こうした「節税保険」は日本生命が
2017年に発売したのをきっかけに
各社が投入した。
業績が上向く中で一時的に
利益を圧縮したい中小企業のニーズと合致。
市場は数千億円規模とされる。
節税メリットを強調するような
売り方が広まり、
金融庁や国税当局が問題視していた。
(引用終わり)
この記事はツッコミどころ
満載ではありますが、
それは置いておいて・・・・
私は中小零細企業の経営者が
生命保険を使って
「課税の繰延」を行う事は
財務戦略としての「正義」が
あると考えています。
緊急予備資金として、
有事の際に益出し出来る
簿外資産の形成は
安定的な事業継続のためには
欠かす事が出来ないと
考えているからです。
ですが悲しいかな実際の現場では
「粗悪な販売」がされている
実態が散見されます。
「経営をよくわかっていない」
保険営業パーソンが
「保険をよくわかっていない」
経営者に対して
損金算入と解約返戻率だけを
アピールして全損商品を
提案している事例は本当に多いです。
実際に、偶然にも
同じ研修会で学んでいた某氏が
出口を何も考えずに提案していた
全損商品の設計書を経営者から見せられて
愕然とした経験があります(汗)
「あの研修会で何を学んでたんやろ」
と思って虚しくなりましたね・・・・
自分の保険提案のレベルが高いとは
思いませんが、少なくとも
経営者にとって、そして法人にとって
「保険という選択肢が最良か?」
をまずは考えたうえで、
「どの保険商品が最良か?」
を常に考えながら提案をしている
自負はあります。
法人保険における王道は
「経営者にとって何が最適か?」
という解を探し続ける事だと
私は考えています。
もちろんプロとして
経営者自身が気付いていない
リスクにまで配慮をした上で、
最適な「企業防衛」を提案するのが
我々の仕事ではないでしょうか?
そう考えたときに
冒頭にも書きましたが、
全損商品は必要です。
いろいろな考えがあるので
自分が正しくで他人が悪いとは
一切思いませんが、
少なくとも私は自分が考える
「王道」をしっかりと
進んでいきたいと思います。
<オススメ情報>
〇新日本保険新聞社さんセミナーで
講演をします。
2日間で開業医マーケット開拓の
基礎を徹底的にお話しますので
ご興味のある方はぜひどうぞ!
https://www.shinnihon-ins.co.jp/seminar/school/okuda_medical/
〇私が理事を務めています
日本リスクマネジャー&コンサルタント協会の
セミナーで講演をします。
テーマは二つあり、
「保険財務講座」と「法人生保講座」です。
どちらも濃厚な内容ですので、
ぜひお越しください!
「保険財務講座」
https://rmcaj.net/authorization/hokenzaimu.html
「法人生保講座」
https://rmcaj.net/authorization/seiho.html
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編┃集┃後┃記┃
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先日、保険営業のキャリア40年という
大先輩にお会いしました。
某社の直販で35年、
75歳で定年となり、
その後は代理店に移籍して
いまだに現役です。
そして某保険会社で
地区トップの挙績を出しておられました(汗)
たまたま懇親会で隣の席になり
お話を聞かせて頂きましたが
なかなかすごかったですね。
やはりキーワードは
マーケティングでした。
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株式会社サンライズコーポレーション
メールマガジン配信事務局 奥田
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