【本記事は無料で読めます】奥田@有料版vol.370:コロナの給付金請求
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<2022/08/17配信>
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奥田雅也の
「無料メルマガでは書けない法人保険営業ネタ」
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奥田@有料版vol.370:コロナの給付金請求
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いつもお世話になります。
奥田です。
前号のメルマガでは、
新型コロナウィルス感染症の
拡大期において、
契約者貸付の金利減免制度の
利用状況についてお伝えしました。
簡単に確認をしておきますと、
・2020年3月~2022年3月までの間に
件数は979,332件、貸付金額は約6,309億円。
・上記データを単純に割ると
1件あたりの平均は約64万円
・法人契約者の利用状況は開示されていませんが、
某社のデータでは、1件あたりの平均は約363万円。
というデータです。
このデータを見ても、
有事の際に生命保険による積立が
功を奏したケースが多かったことが
分かります。
生命保険は保障確保がメインですが、
その保障について、
衝撃的なデータが公開されました。
日本生命が8月9日に公開をしました
2022年度第一四半期の決算情報です。
〇2022年度第1四半期 業績の概要
https://www.nissay.co.jp/kaisha/annai/gyoseki/pdf/kessan202208/gaiyo.pdf
P11に
「新型コロナウィルス感染症によるお支払について」
というデータが公開されています。
これを見ますと、2022年4月~6月の
3ケ月間における入院給付金の支払は
約273,400件で、支払金額は約386.1億円と
なっています。
衝撃的なのは、
その下にある2021年度の支払実績で、
2021年4月~2022年3月の1年間では
支払件数は約151,610件、
支払金額は226.8億円となっています。
2022年4月~6月のわずか3ケ月間で、
2021年度1年間の実績を件数で1.8倍、
支払金額では1.7倍にもなっている
という点です・・・
この状況を受けて、
既に報道がされている通り、
入院給付金の上限引下げと
新規契約の引受について
一定の制限を行うことを発表しています。
日本生命、
入院給付金の上限額30万円に下げ
コロナ対応
日本生命の医療保険は一時金が手厚いので
人気があったのかも知れませんね・・・
コロナの給付金請求については、
昨年から既に支払給付金に遅延損害金が
ついており、各保険会社の支払業務が
追いついていないのは感じていました。
そして今年に入ってさらに
給付金請求は増えている印象があります。
実際に各種報道では、一時期は
感染者数が爆発的に伸びていることが
連日の様に伝えられていました。
当然ながら感染者数が伸びると、
医療保険の支払対象者が増えます。
ただここで問題なのは、
給付金狙いで自覚症状がありながら
医療保険に加入をした不良契約者の
存在です・・・
保険会社としては、
コロナ給付金請求実績を調べて
責任開始日から発症日までが
異常に短い契約を多数取扱った募集人の
実態調査はして欲しいところです。
まぁ、そもそも感染症の取扱を変えれば、
給付金支払の対象外になりますし、
医療現場も一変すると思うのは、
素人考えなんでしょうかね・・・
ともかく、今後の各保険会社における
コロナ給付金の対応状況と
引受状況については業界人としては
注視しておく必要がありますね。
特に保険会社の経営へ及ぼす影響が
どこまであるのか?は見ておきたいですね・・・
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編┃集┃後┃記┃
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今年は変に?予定が入ったので
お盆期間中も休まず暦通りに
仕事をしています・・・
まぁ仕事をしている
アピールというよりも、
上手く都合が付けられないという
段取りの悪さを実感しますね()
ただ、休むときは休んで
切り替えた方が良いのは事実なので、
どこかでしっかりと夏休みは
取りたいと思いますw
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