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第4次~第5次スーパーロボコス大展振り返り

思うがままに文字を綴るので、ウダウダ注意報

自己紹介
梅村カズフミです。札幌でダンスとか舞台活動をしてました。
以上


・ロボコスの出会い

 コスプレと言えば初音ミクとか何かしらのキャラクター衣装を着用するイメージでしたが、くろぼうしさんのイフリート改や、バルキリーさんのガンダムmkⅡを見て、このロボコスを舞台に登場させて「機動戦士ガンダム」の様な演目を作れば面白そうなのが出来そうだと感じたのがキッカケで、それをする為に札幌を離れて名古屋に出稼ぎにいきました。

・初回ロボコス大展

 コロナでソーシャルディスタンスな時期に大阪に越して、大阪でロボットのコスプレが見れるらしいぞ!って情報をキャッチしたのがキッカケです。
 展示しているだけで迫力を感じるロボコスを着用して動かしたりポージングができるのを目の当たりにして、数日間興奮が冷めやらぬ感情で満たされたのは覚えています。


・初めてのガワコス造形

 では、自分でガワコスを作ってみようとしても、作り方が分からないのでホワイトグリントの造形をしたCOSTEAMさんの拠点にデモンズソウルの北騎士を引き取るキッカケで突撃しました。
 いろいろ作り方を教わりましたが、当時出演させて頂いていた舞台稽古と重なり中々時間が取れず挫折して3年くらいの月日が流れました。
何故挫折したのか後述します。

 初めは軽く頭だけ作ろうとして、ガンダムXの頭をblenderで作成したものを展開図で起こして段ボールで作りましたが、サイズが合いませんでした。
 そこで何故か「全身作ろう!」って意識になったので、サテライトキャノン込みで勢いで作りました。

 まともに着用することすらできないので、再度COSTEAMさんの拠点に突撃して、いろいろアドバイスを頂きながら何とか完成させました。
 段ボール造形のやり方はARESUさんに伺っていた記憶を元に模倣しています。ARESUさんの造形と比べると天と地ほどの差がありますが、事前に出展者さんに勇気を振り絞ってお話を伺うのも大事だと言うのもここで学べました。

 サテライトキャノンは塩ビパイプを軸に製作していましたが、塩ビパイプの重量に肩とサテライトキャノン全体が耐え切れず断念しました。
 正直、ガワコス造形初心者に背負いを作るのは無謀でした。
だけど、改めてサテライトキャノンを背負えるガンダムXを作りたいと思う様になったのと、ガワコス造形者の方々と交流ができたので完成させて良かったです。

・第5次ロボコス大展

 第5次は出展せず、技術向上させながらゼプツェンを作るつもりでいましたが、2024年4月にSAGAシリーズの新作サガエメラルドビヨンドが発売され、プロデューサーの河津秋敏さんにもお会いした勢いでディーヴァナンバー5を作成することになりました。

 10月にロマサガ2のリメイクが発売される為、造形熱に拍車がかかりましたが、誤算がありました。
 ”シンプルなデザインで短足”だから簡単に出来るだろうと見込んでいましたが、ガワコス造形に置いて”シンプルなデザインで短足”なのは難易度が高いんですよね。
 何度もやり直しをして、何とか着用出来る状態にして、イベント当日でも完成しないくらい遅延して、運営の方々にもご迷惑をおかけして申し訳がなかったのですが、出展させていただいたお陰で改修する方向性の兆しが見えたので良かったです。

写真:緋水さん

 あとは、イベント中に製作していた事や、人見知りが爆発してあまり交流できていなかったのですが、ずっとロボコス大展に出展されている方と5年越しにお話できたのも大きかったです。
ありがとうございます。

・これからガワコス造形する方に向けて

 恐らく、スーパーロボコス大展に来場された方で実際にロボットのコスプレを作りたいと思った方がいらっしゃると思うので、その方たちに向けた事をいくつか紹介します。
 実際に造形者に質問をしたのに関わらず、何も着手していない人が多いと言うのは何度かお聞きしますが、それには理由があります。
 造形するモチベーションが続かないということです。
ガワコス造形はビジュアルの外面と、着用する為の内面を両立させなければならない為、結構ハードルが高いです。
その為、初めて着手するとなると期間が長くなるので、好きな気持ちが続かずに挫折するのではないかと思います。
 そこで、自身の経験を元に何点かお伝えします。

・完成までのロードマップが短い物を作る
コスプレと言うものは推しキャラとか好きなキャラクターの衣装を作成して着用する物なので、好きなものを作れば良いのです。

無ければ作れば良いのです(byエルネスティ)

だけど、初めてコス造形をされる方は、完成させるまでのモチベーションの持続が課題になるので、ジムとかザクの様な頭や胴体とか作って終わる、完成までの期間が目に見えやすい造形物から着手するのが無難だと思います。

 背負っている物を作ろうとすると大変なことになるので、特に思い入れがなければ何体か作ってからにした方が良いです。

・そもそもモチベーションが無くなる問題
造形する環境によって、部屋の生活スペースが無くなり乱雑した部屋になる為、造形後期になると着手するまでに時間がかかる事が多くなります。
乱雑した部屋にいると脳の働きが鈍るのが体感する事になるでしょう。
それでも完成させなければならないので、気合とかやる気に頼らない方法の一部になりますが、「造形作業するための決まりを作る」「スケジュールを立てる」ことですかね。
 「造形作業するための決まりを作る」
という事ですが、ポモドーロタイマーのやり方を応用した方法です。
自身ではYouTubeのRTA動画を流して、その時間の間は集中してやる方法で続けていました。
RTA動画は時間も表記されて、所々見どころポイントがあるので適度な休憩が出来てよかったです。
それ以外にも音楽をかけるとか、何でも良いのですが、それをするからには必ずやる事にしてやれば、コツコツと造形を進めることができますね。

 「スケジュールを立てる」
これはCOSTEAMのもえてつさんに教わった方法になりますが、完成までの期間を逆算したスケジュールの立て方です。
この週間に造形物の顔を完成させるとか、週間ごとのスケジュールを立てれば、遅れている時に分かりやすいですし、大幅に遅れている時は再度スケジュールを立て直して、どのようにすればイベント当日までに間に合うのかわかりやすいです。
 自身のディーヴァナンバー5がイベント当日までに間に合わなかったのは、このスケジュール立てを怠ったからです。
どうせ何度もスケジュールを立て直すから、今回はやらなくていいやって思っていたのですが、製作中にコロナを患って1週間遅れたり、どの様な進行になっているのか不明瞭なまま進めていたので、今回の反省点ですね。

 後は、部屋をきれいにするとか、作業部屋として機能させるとかもありますが、自身はワンルームに毛が生えた程度の広さなので、部屋を整理整頓させた程度ではあまり広さが変わらなかったので効果がありませんでした。

関西に在住の方であれば、日本橋にちー工房と言うコスプレ駆け込み寺があるので、そちらを訪ねてみたりするのもよいでしょう。
(自身は、訪ねたくとも大型荷物を運びながらの距離の関係で一度も訪ねた事がありません…)

もし、造形中に行き詰ったとしたら、上手くできない箇所を写真に撮って、その解決策を知っていそうな造形者に相談DMをするのもありです。
造形者の方は修羅場だったり忙しいかたが多い印象ですが、思っている以上に困った人を助けたいって心を持っているので、(しょうがねぇな)と思いながらも親身に答えてくれます。
自身はこれで大分助けられました。
本当に忙しい中で答えてくださってありがとうございます。

長文駄文になりますが、以上になります。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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