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人生において「引き寄せの法則」をダメにしてしまう致命的な習慣

多くの人は、『本当の自分の望み』ではなく、
お金や地位といった、自我の望みを自分の望みだと思っている
というのが、今回の動画で紹介されている
「7.自己探求の方法が間違っている」で言いたいことなのだと思います。

それではYoutube「Sehnend」さんの動画からです。

私たちの人生は、私たちの思考が作り上げるものである。

Marcus Aurelius

Introduction
引き寄せの法則は、私たちのエネルギーを
宇宙のエネルギーと一致させることで、
私たちの生活を、豊かさと充実感で満たすことを約束します。
しかし気づかない習慣が、この力を少しずつ蝕み、
願望や幸福への道を塞いでしまうことがあります。
こうした障害に光を当て、私たちの人生における「引き寄せの法則」の
真の可能性を解き放つ手助けをするのが、今回の内容です。
 

1.今この瞬間をおろそかにする

今この瞬間をないがしろにすることは
「引き寄せの法則」の力を活用する上で、大きな障害となります。
多くの人が、過去のことや明日の夢にとらわれ、
今日の輝きを見失い、そのままにしています。
けれども、人生が真に展開するのは、「今」という領域です。
一瞬一瞬の中に、無限の可能性の原点があり、
つかむべき機会が、豊富に存在しています。
ですが、過去の後悔や将来の不安にとらわれていると、
こうした大きな可能性への道は、閉ざされてしまいます。
現実化の魔法は、現在の『今』に、その基礎を見出しているのです。
 

さらに『今、この瞬間』は、より良い未来への単なる足がかりではなく、
それ自体が、充実感と喜びの源なのです。
今に根ざすことで、宇宙との深いつながりが生まれます。
豊かで共鳴的なこのつながりは、引き寄せの法則を促進し、
宇宙の豊かな恵みと願望を一致させます。
でもうっかりしていると、この強力なつながりを断ち切ってしまいます。
力、顕現、そして満足の鍵は、現在に自分を固定することにある
と気づいたとき、それは人生のすべてを変える力を持ちます。
かつてBill Keaneビル・キーンがこのように語ったように・・。
「昨日は歴史であり、明日は神秘であり、今日は神の贈り物である。
 だから私たちは現在(present)と呼ぶのです。」
 

2.痛みの元にしがみつく

人間の精神の中には、自分の個性を形成する複雑な記憶と、
経験の網が無数に張り巡らされています。
しかしそれらは過去の苦しみや、
トラウマの物語でもある「痛み」に執着する、危険な傾向があります。
このような痛みへの執着の本質とは、こうした苦悩の物語の中に、
自分らしさや意味を見出そうとする自我の欲求から生じており、
過去の悲しみが現在の行動を左右し、あらゆる努力に影を落とす、
自らに課した牢獄となるのです。
多くの人は、現在という無限の領域に集中する代わりに、
こうした苦悩の物語を絶え間なく再生させ、
引き寄せの力を停止させる無限ループを作り出しています。
 

実際、痛みへの絶え間ない執着が、
多くの場合、個人の進化に対する最大の阻害要因になります。
皮肉なことですが、一部の人にとっては危機を経験しなければ、
この自ら作り上げた檻を、最終的に打ち砕くことが出来ないのです。
それはダムが決壊し、長年蓄積された痛みが解放され、
再生への道が開かれるのに似ています。
自分の本質がこうした物語を超え、
自我の領域を超えたことに気づいた時、大きな変化が起こります。
この新しく得た視点は、過去の痛みが願望を押さえつけたり、
現在の輝きを鈍らせたりすることのない、新しい視点を作り出します。
 

この痛みの本質から解き放たれることは、
過去の経験の根絶や、忘却を意味するのではありません。
それは自分の本質が、これらの悲しみの物語だけに
結びついているわけではないという理解を意味します。
人は過去を認め、そこから学ぶことはできますが、
それが現在や未来を支配することはありません。
人生の目的は進化と成長であることを認識することは、
こうした自己限定的な物語から、自分を切り離すのに役立ちます。
痛みは避けらなくても、
苦しみは選択可能であることを忘れないでください。
苦しまない方法を選択した時、
それが「引き寄せの法則」を受け入れた証なのです。


3.非難し、否定的な物語を作り出す

「引き寄せの法則」を活用する上で大きな障害となるのが、
非難したり、否定的な物語を作ったりすることです。
時には自分が永遠の被害者でいる為、そして非難をし続けるため、
都合の良い物語をでっち上げたりすることもあります。
このような傾向は、心と絶え間ない思考との同一化から生じ、
外部的な要因や過去の出来事が、常に現在の心の状況と成り続けるのです。
この否定的な思考の繰り返しは、願望を実現する能力を妨げるだけでなく、
個人を否定的なエネルギーの海に溺れさせてしまいます。
 

非難や悲観的な物語に浸ることは、不毛な土壌に種を蒔くのと同じです。
しかし、現実の課題が今この瞬間に存在する一方で、
多くの認識されている問題は、
単なる心の構築物であることに気づけば、
解放される可能性があります。
それは、足りないものから、利用できるもの、
可能なものへと、焦点を移すことを示しています。
ほとんどの問題は刹那的なものであり、
それは主に心の中にだけ存在しているものだと理解することで、
人は実行可能な解決策に向けて、行動力を注ぐことができます。
引き寄せの法則との真の調和には、
非難から積極的な取り組みへと意識的に移行することが必要であり、
課題は障害ではなく、好機として認識されるようになります。
 

4.物質的な執着の罠

物質的な結果を追い求めるあまり、
引き寄せの法則が、人生にもたらすはずの豊かさに対して、
多くの人がうっかり壁を築いてしまいます。
よく見られるのは、より多くを求めた結果
空虚さを残すという話です。
「自我は決して満たされず、常にもっと欲しがる」
という言葉に完璧に表れています。
この飽くなき渇望は、不満の連鎖を生み、
どんなに豪奢な富の輝きさえ曇らせてしまいます。
この連鎖の中で、本当の豊かさと繁栄の本質は、
世俗的な欲望の重みに埋もれてしまうのです。
 

焦点を移し、物質的な利益を超越した世界観を受け入れることで、
引き寄せの法則が花開く、肥沃な大地が育まれます。
形あるものを超えた本当の豊かさとは、豊かな経験、温かなつながり、
そして今この瞬間の、活気に満ちた人とのつながりではないでしょうか?
虚しさに繋がらない成功を収めることは、
単なる選択ではなく、変容の旅になるのです。
意識的な創造に向かう旅は、世俗的な財の蓄積だけでなく、
内的な豊かさを育み、現在と調和し、
生命が生まれながらに持っている恵みを、
心から認めることとも、絡み合っているのです。
 

5.存在の本質を無視している

慌ただしい日常生活の中で、「やること」を求めるあまり、
自分自身の本質が覆い隠されてしまうことはよくあることです。
社会は往々にして、個人の外面的な成果を達成するように駆り立て、
内なる精神の深みを探求することなく、そのままにしてしまうものです。
自分の本質、つまり内なる意識の重要な光を無視することは、
人生の輝きを失わせることになるのです。
この否定は、引き寄せの法則が支える豊かさ、繁栄、
心からのつながりの自然な流れを、妨げる可能性があります。
表層を超え、自身の本質が輝きを放ち、
深遠な深みと無限の創造性の次元へと超越していく。
この広がりの中で人生は、
外的な評価や物質的な追求という鎖に邪魔されることなく、
調和のとれた愛を繰り広げるようになるのです。
 

Epictetusエピクテトスの言葉を思い起こします。
「人は現実の問題によって悩むのではなく、
 現実の問題に対する想像上の不安によって悩むのである。」

私たちは、内なるつながりと意識の計り知れない強さを思い起こします。
この深遠な内なる本質と一致することで、
引き寄せの法則が、その力を発揮するための豊かな場所が生まれます。
このつながりを調和させることで共鳴が生まれ、外に向かって放射され、
宇宙に向かって静かにささやき、豊かさ、愛、平和を引き寄せます。
この隠されたものに同調することで、平凡なものが非凡なものへと変化し、
宇宙の広大な流れとの調和が、育まれるのではないでしょうか?
 
真の豊かさの中で相互につながり、
自身の深遠に深く根ざした人々で満ち溢れた世界を想像してください。
そのような世界では、自己の外側の層が溶けて、
無限の可能性を秘めた生き生きとした領域が姿を現します。
宇宙との調和のとれた動きを通して、
人生に柔らかな実感が生まれ、無限の豊かさを包み込むのです。
この次元では理想郷は空想ではなく、最も本物で強力な現実として、
あらゆる場面で豊かな愛と、深遠なつながりを起こします。
 

6.無私無欲で与えていない

人生の様々な場面での浮き沈みを乗り越えていく中で、
常に課題として浮かび上がってくるのは、
純粋で無私無欲な「与えること」の価値です。
見返りを期待せずに与える習慣を身につけることは、
普遍的な「引き寄せの法則」に一致する上でとても重要です。
多くの人がうっかり陥ってしまう危険な罠は、
見返りを期待したり、望んだりしながら与える行為です。
承認と報酬を求める自我に突き動かされたこの行為は、
純粋な贈与の本質と流れを歪めてしまいます。
それは、宇宙が持つ豊かさと繁栄に沿う上で重要な要素である、
真の『与えること』から発せられる波動を消し去ります。
 

この概念は、Rhonda Byrneロンダ・バーンの著書『The Power』で
次のように説明されています。
「与えるときは、自分自身にこう言い聞かせてください。
『私は与えることと、受け取ることの、終わりのない流れの中にいる。』
 自分の中の幸福を感じてください。与えたことによって、
 与えることと受け取ることの雪崩を引き起こしたことを知ってください。
 受け取るための水門を開いたのです。
 宇宙はすべてのものの無限の源であり、与えることで
 それを枯渇させることは決してできないことを、忘れないでください。」

 
この抜粋は、誠実な寄付がもたらす深い影響を示しています。
それは、受け取る側の人生を豊かにするだけでなく、
与える側にも扉を開き、宇宙の限りない豊かさと調和させます。
与える喜びと、豊かさへの意識が絡み合う場所にいることで、
宇宙とのつながりが強化され、
さまざまな形で前向きな気持ちと繁栄がもたらされるのです。
自我の落とし穴に注意し、愛と豊かさの空間から与えることを
意識的に選択することで、引き寄せの法則との調和が強化され、
人生の内と外への豊かさの流れが途切れることがなくなります。
 

7.自己探求の方法が間違っている

人生の旅路で、一般的な自己発見の道を選ぶことは、
うっかりすると「引き寄せの法則」の力を弱めてしまいます。
外界の魅力に囚われがちな多くの人は、自分の内なる世界の豊かさや、
それを結びつける宇宙の意識を見逃しています。
この見落としが分断を生み、本当の自分や、
人生の無限の恵みから人々を遠ざけてしまうのです。
自分探しに乗り出すと、自我の層が解き放たれ、
自我の無限の核が姿を現します。
それらの最も内側にあるものを受け入れることで、
宇宙の豊かさとのつながりが強まり、
引き寄せの法則の能力が活性化します。
 

Conclusion

要するに、引き寄せの法則を使うことは、
物質的な欲望や願望を超えた内面への旅を伴います。
それは自己実現であり、弱さと向き合い、
自我に支配された境界線を取り払うことです。
今を無視することから自己発見を避けることまで、
有害な習慣を捨てることで、限りない豊かさと充足への道が開かれます。
宇宙の流れとの調和により、宇宙の無限の贈り物を享受し、
顕現することが可能になり、真の豊かさと達成感を体現するのです。


あなたの参加と関与に、改めて感謝します。
あなたの旅が、祝福と深い悟りで満たされると信じています。

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