岩手県のとある陶器店のECサイトで よく利用されている決済方法は!
こんにちは。
岩手県の梅森陶器店です。
旅行や帰省、集団での飲食などが制限される昨今、対面販売だけではなかなか大変でECサイトを立ち上げて新しい販路拡大を考えているお店も多いのではないでしょうか。
(自治体や国の補助金や助成金も増えてきましたね)
ところが、いざ「ECサイトを立ち上げた」または「立ち上げてみよう」となっても、次は何から手を付けていいかなかなかわからないもの。
そんな方の参考になればと当店のECサイト運営の実経験を少しづつ紹介させていただければと思います。
梅森陶器店の公式ECサイト「梅陶器」は2015年7月ころ立ち上げたのですが、当時は「ネットで商品を売ろう」と考えていたというよりは、ちょうどSNSのアカウント開設に合わせてなんとなく「カタログ代わりになればいいかな」程度で立ち上げたのですが、開設から数年はほとんどECサイトの注文はありませんでした笑。
それから幾年かの月日と紆余曲折を得て、2022年現在では本当にありがたいことに全国からご注文を頂けるまでになりました。
その立ち上げ期から現在に至るまでの経緯については需要があればまたの機会に投稿できればと思います。
まぁざっくり当店のECサイトについてですが
開設:2015年7月ごろ~現在(途中リニューアル1回)
ECプラットフォーム:カラーミーショップ
取り扱い商品数:約330点×各種カラー・デザイン
デザイン:カラーミー有料テンプレート
コンテンツ制作:自力
前置きが長くなりましたが、
今回は
梅森陶器店ECサイトでよく利用されている決済方法について
記載させていただきたいと思います。
初めてECサイトを立ち上げたことがある方はもちろん経験されていると思いますが、立ち上げにあたってオーナーさんが決めなきゃならないことってなんとなく想像をしていたこと以外にも結構多いですよね。
「取扱商品」を決めたら「デザイン」を制作会社にお願いするかテンプレートに商品登録して、完成したらいざスタートといかないのが自社ECサイト。
販売サービスにもよりますが、例えば「決済方法」「配送会社」「梱包・重量設定」「受注・発送メール設定」「受注からの業務チャート」・・・・・などなど結構決めなくてはならないことは多いです。
デザインをお願いしている場合は制作会社さんよっては業務として設定してくれたり、おススメをアドバイスをもらえたりしますが、運営コストにもかかわってくることなので最終的には自分で判断しなくてはなりません。
そんな決めていかなくてはならないいくつかの項目から今回は「決済方法について」を記事にしてみました。
その理由としては、当店ECサイトが2021年度に2種類の決済方法を段階的に増やしたことで、その効果を感じることができたからです。
モチロン業種やサイト閲覧数、注文数やターゲットにもよるので一概には言えませんが参考にしていただければと思います。
2021年1月時点、当店が利用している決済サービスは
銀行振込
ゆうちょ振替
代金引換(現金・クレカ)
クレジットカード払い
の4種類でした。
そこから2021年は新たに4月に「PayPay」、12月に「AmazonPay」を導入しました。
下記グラフはそれぞれ導入後の一定期間のご注文に対しての「決済方法」の割合になります。
2021年当初の「梅陶器」決済方法の割合(比較4種)
よくECサイトに「クレジットカード決済は不可欠」なんて言われますが、やっぱりその通りで2021年当初の利用決済はクレジットカードが圧倒的でした。
2021年4月「PayPay」導入後のご利用割合(比較5種)
4月にはPayPay決済を導入、QR決済の1番手で認知度も高く、自分でも外食やコンビニなどでよく使う決済だったのでとりあえず入れてみようって感じです。
結果としてはだいたい予想通りのイメージ。PayPayはポイント付くのも大きいですね。頻繁にフェアやってるし!
2021年12月「AmazonPay」導入後のご利用割合(比較6種)
12月にはAmazonPayを導入。
導入から1か月半くらいたったのですが、正直この結果には驚きました。
わずかな差ですが、導入後の約1か月の受注結果で「AmazonPay」が「クレジットカード払い」を超えたのです。
もちろん個人店の一定期間の抜き取りなので、あくまで参考にしかなりませんが、私の感覚では勝手にEC決済の王様はクレジットカード払いだと思っていたのでびっくりでした。
でもいざ自分のこととして考えてみると、
初めて買い物するサイトで住所入力して、クレジットカード情報入力するのって結構面倒だしなんか不安。会員登録を勧められると嫌になっちゃう笑。
また、夜にソファーや寝室でネットサーフィンしているときに「欲しいかも・・・」って思ってもクレジットカードが入っている財布はリビングだから「また今度にするか」ってなってしまいそのまま忘れちゃうことよくあります。
セキュリティの面でも最大手Amazonの決済サービスということで安心感もあるでしょうね。
以前からAmazonPay・楽天Payといった大手ECサイトの決済サービスには興味があったのですが、固定費や手数料の高さも気になってなかなか導入に踏み込めませんでしたが、「決済利用が少なければやめればいいか」くらいの軽い気持ちで導入してみたらこの結果でした。
とはいえ当店ではAmazonPayはまだ導入約2か月程度なので、実際に注文が増えているのかについても含めて、もう少し期間が経ったらまた改めて検証してみたいと思います。
決済方法が増えるということは、それだけ利用者様にも選択が増えるということ、決済について何を優先するのかは「安全性」「手軽さ」「安くなる」「ポイントがたまる」などなどお客様によってそれぞれ違います。
どんなお店でも様々なニーズに応えるためにも多種多様な決済方法を用意したい気持ちはあると思いますが、基本的にECサイトで決済方法を増やすことは管理の手間も増えますし、決済を増やすことでそれぞれの固定料金も結構かさみます。手数料だってそれぞれ違いますしね。
自社サイトの売上や顧客層・販売商品の現状把握と、将来的な展望などなどいろいろ検証・想定して設定してみるのがいいんでしょうね。
noteでやってみたいこと
長々まとまりのない文章すいませんでした。
このnoteでは田舎の陶器店の日常や商品のご紹介に加えて、こんな感じでSNS運営やECサイト運営なんかについても実体験をベースに投稿していきたいと思っています。
もしも「こんなこと知りたい」などリクエストいただければ、「絶対記事にします」とお約束はできませんが挑戦はしてみたいと思います笑。
始めたばかりでいつまで続くのやらですが、応援いただけるとやる気もでるのでよかったら「フォロー」や「スキ」をお願いします。
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