最後まであきらめないことの難しさ

最後まで諦めたらダメ。
諦めたらそこで試合終了ですよ

受験の時、僕がかなりの頻度で耳にした言葉です。
でも、現役で大学受験したときは、僕は途中であきらめてしまいました。

僕の大学では入試は2日間にわたって実施されます。
そして、僕は初日の数学で、致命的なミスをしていました。
どう頑張っても逆転できないほどの致命的なミス。

1日目の試験終わり、ホテルで僕は自暴自棄になっていました。
高校3年間、真面目に勉強してきました。
成績も悪い方ではなかったという自負もありました。
なのに。

やるだけやった試験2日目

全く寝れずに2日目の試験を受けましたが、最後の理科を受け終わった時、スマホを見ると電源が付いたままでした。
受けるだけ受けましたが、やる気というか、希望は全くありませんでした。

まだ受かるかもしれないと思って頑張るのと、どうせ無理なんだろうな、と思って頑張るのは、やっぱり前者の方が結果はいいに決まっています。

結果は

もちろん不合格。
家の中で、入試の結果を見ることが嫌で仕方なくて、電車にふらふら~っとあてもなく乗っているときにスマホで結果を確認しました。

頭ではわかっていましたが、自分の番号がそこにないのは、結構堪えました

そうして、僕は浪人したのですが、5月ぐらいに入試の採点結果が送られてきました。

やっぱり最後の最後まで、逆転を信じぬくべきだったんだ

結果を見て、とても驚きました。そしてとても後悔しました。
合格最低点との差が思っているほど、大きくなかったのです。

2日目の科目。10パーセントほど点数が上がっていたら、合格していたかもしれません。

どうして、あの時逆転を信じて頑張れなかったのだろう。
今でも、ずっと後悔しています。

最後に

最後まであきらめずに頑張るというのは、とても難しいことです。
みんな知っている言葉ですが、本当に絶望したときに自分を信じてあげることはとても難しいです。

でも、自分を信じてあげられるのは自分だけです。
絶望の状況を変えられるのは、自分だけです。

最後まで、逆転を信じて、頑張りましょう。



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