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意外と大変 水曜日4番組の裏側

今で言う「水曜日」という枠が生まれたのは2022年3月でした。
当時はハロクラの注目のイベントにすべてが収まるほどしかユーザーイベントが立っておらず、水曜日は平日ってのもありいわゆる「不人気枠」としてすっからかんの感じでした。そこで細々とはじまったのがmxizmでした(正確にはmxizmというイベントは存在しないので運営団体のようなもの)。

週に1回定期開催で97回(累計来場者2万1968人)をワンオペで運用し、2024年から4番組体制へ移行しました。コロナも収束して肘店長自身が約7年ぶりに現場DJに復帰して忙しくなったことや、悲願だったステレオ音源対応もありワンオペで突っ走りclusterでクラブイベントはこんなに楽しいのだぜ!ってのも一区切りした感じもありました。

4番組体制になった構成

曜日と時間を固定して1つの運営が4つのコンテンツをぶん回すってのはあまり聞いたことがない手法でした。そしてこれを確実にやっていこうって話なんです。

気が向いたらやろうか。
来月は◯曜日の◯◯時にやろうか。

これではなかったんですよね。
毎週水曜の22時からやるんだ。っていう緊張感を求めました。
これは負担になるだろうなーってのは簡単に想像がついたのですが、半年くらい回せばコツも掴むだろうし、その緊張感がイベントってクオリティーを上げていくのを体感することが大切と思って譲らなかったところです。
勘の良い方は気がついたかもですね。半年でコツを掴むとか言ってる時点で4番組体制は1-2年なんて運用を視野に入れていたのです。
ここは頑固ジジイの肘店長でございますね。

2022年3月は1つしかなかった

開催日の決定方法

前項で水曜の22時にやんのよ!ってブラック企業っぽいトップダウンを匂わせていますが、実際には「じゃぁ来月はどの枠に入ります?」って感じで各番組のディレクターが話し合って調整になっています。
基本的に余った枠が肘店長が色物イベントをやる枠になります笑
水曜が5回の場合もあるので、そこは特番として何か企画するときもあります。
こんな方法で喧嘩が起きぬのか!と心配もあるのですが、そこを譲り合えなければそもそも空中分解する方式にしています。逆にお互いのことを考えて決めていれば簡単にまわるサイクルなのですね。

ゲストの選定

むかーしから水曜はゲストで入りにくい枠になっています。
わざと難しくしているのではなくて、やっぱりお互いに違和感なく楽しみたいって部分を考えています。
よくわからんけど水曜に呼ばれたからDJしよっか。とかじゃなくてこっちも呼びたいし、ゲストさんもうちでDJしたいって意欲ですよね。言ってしまうと今ではDJイベント他にもいっぱいあります。そこで「なぜうちに出ますか?」はめちゃくちゃ考えるところです。

①D陣がゲストDJ選定(場合によっては直接Pから指定)
②P(肘店長)が選考(技術やSNSでの素行など)してD陣へ返答
OK→ゲスト決定 イベント準備
NG→他ゲストの選定、もしくはゲスト無しで開催

ゲストDJの選考は結構厳しい

この仕組みは各ディレクターが一番に胃を痛くしてる部分かと思います。実は肘店長の最終選考でちょいちょいNGを出してる場合もあります笑
そして1回水曜のステージに立って頂いて問題なかった場合は、何かしらの形でmxizm主催の他イベントにもお誘いしています。自分ではこの方式を三谷幸喜方式と呼んでいます笑

当日までの準備

開催日やゲストが決まり当時へ向けての動きですね。
顔合わせはDiscordが多くなってきてます。本当はclusterの中で一旦集まればいいのかもですが、なかなか同じ時間に挨拶で集まるってのも難しいのもありますので。
ゲストがcluster初DJの場合は配信方法などのレクチャーがあります。このあたりはD陣が担当していて肘店長が現場へ行くことはほとんどなかったりします。

肘店長は告知やイベント立てに入ります。
SNSで反応を確認しつつネタやアイテムのリリースもやったりします。このあたりは急遽の場合が多くD陣も知らぬ展開になったりします笑

やってみてどうだったの?

2025年で各番組が1年を迎えることになりました。
サイクルや各番組の熱量って部分では見直しもあるのですが、概ねうまく行っている感じです。今まで手を出していなかったジャンルなども定着したり、今までやっていたジャンルも「水曜ならでは」という部分を確立できている印象です。


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