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『ペンで描く』練習のお誘い【#教えてグプティル先生】

先週、ペン画技法書『ペンで描く』を参考にした練習がとても楽しいと書いたnoteを予想外に多くの方に読んでいただき驚いております。ありがとうございました。
今日の記事は、前回の記事の最後で言っていたTwitterで #教えてグプティル先生 のハッシュタグを使って『ペンで描く』で練習するという、部活的なものへのお誘いです。一人で練習するよりもみんなで練習した方が楽しそうだし学びが多そうだと思いまして…。
前回の記事を未読の方はよろしければ下記noteをご参照ください。読まなくても大丈夫です。

本記事も全部読まなくても大丈夫です。お急ぎの方は①と⑤の項目だけでも読んでみてください。
②~④の項目は「興味はあるもののどんなノリでやれば…」という方のヒントになればと思って書きました。

①#教えてグプティル先生 大昔の画学生気分

早速ですがハッシュタグを考えました。 #教えてグプティル先生 です。
『ペンで描く』の著者であるA.L.グプティル先生に教えてもらおう、という気持ちとリスペクトを込めました。

こちらの本を参考にします。Amazonでは売り切れてるみたいですがマール社さんのサイトでは入手可能なようです。(2019年7月初旬現在)
基本的にTwitterでの活動を考えていますが、他のSNS等でご自由にこのハッシュタグを使っていただいても大丈夫です。インスタとかもよさそうですね。今思いましたがペン画とインスタのおしゃれフィルターの相性、めちゃくちゃよくないですか…?え…、おしゃれ…。正方形なのもおしゃれ…。

このハッシュタグの使い方はシンプルに、『ペンで描く』に載ってる練習方法や、本を参考に自分で考えてみた練習方法を試してみて、画像などをツイートするというものです。描いたものを人に見せるのがどうしても恥ずかしい!無理!という方は「こんな練習したよ」っていう文字だけでのツイートででもご参加ください。でも正直見たいのでいつか見せてください。

文字量の多い本ですので「今日はこの章のここを読んだよ」というツイートもいいかもしれません。しっかり本文を読むと、グプティル先生が例に示している絵の見方が変わってくるんじゃないでしょうか。先生、本当にいいこと書いてるので模写する前に一読するのがオススメです。

読んで感じたこと、考えたことをツイートしてもらうのも多くの方の参考になるかと思います。タグを使って質問をしてみるのもよさそう。きっと誰かが答えてくれます。色んな言葉や絵をシェアしてください。
練習してみたことを実際にイラストやスケッチで試したものも見せてください。とても見たいです。

初心者さんから上級者さんまで、興味がある方はどなたでもお気軽にどしどしご参加ください。ツイート頻度もご自由にどうぞ。

②デジタルや他の画材でのペン練習にも

Clip Studio、procreate などのデジタルでのペン練習にもとても役立つ本だと思います。普段絵を描く時に使うツールで試してみた方がより実践的な気がしますね。とは言うものの、私も普段はデジタルで作画してるのですが、実利を無視して楽しさ優先でアナログのGペンで練習してます…。

この本が描かれた90年程前にはデジタルで絵を描くなんて想像もしてなかったでしょうからグプティル先生もデジタルツールでの練習は想定外だったと思います。まだコンピューターの原型もできてなかった頃ですかね?アラン・チューリングの登場はもう少し後でしょうか。
あの頃の未来で私たちは描いているんです。J-popの歌詞みたい。アツい。
道具は違えど線を描くことに変わりはないので未来人ぶってみてはいかがでしょうか。

ミリペンなどでも同様に有意義な練習ができると思います。私はあまり使わないので使用感がよくわからないのですが、悪いことはなさそうですよね。
万年筆など他の画材での練習の様子も知りたいです。是非見せてください。

③『ペンで描く』をまだ持っていない方へ

『ペンで描く』を読んで練習しよう、という趣旨の話をしてきましたが、きっとこれを読んでる方の中には『ペンで描く』を持ってないという方もいらっしゃるかと思います。そういう方はAmazonのサンプルページを御覧ください。

こちらのリンクを開くとマール社さんが提供してくれているサンプル画像が見れるかと思います。これを参考に試しに練習してみてはいかがでしょう。推奨はもちろん本を買って本文の説明を読んでから描くことなのですが、本の購入に踏ん切れない方へのご提案でした。
参考までに、私の練習したものを載せます。

↑ 一番最初に練習したもの。線まっすぐ引けない。最初だもんね!

↑ 曲線や強弱のある線も練習してみました

↑ 色んな太さ、長さで練習してみました。まっすぐな線はまだまだ引けません。ハッチングを使った質感表現も試しに。こうしてサンプルにするつもりなんてなかったのでらくがきがひどい。しかし画学生は授業中にらくがきするものです。

初歩練習はこんな感じでやってます。まずはこんなことをやってみて、楽しめそうだったら本を買ってもいいかもしれません。気が合わない練習方法に付き合うなんて苦痛以外の何物でもないと思うので、一回お見合い気分でやってみてください。

④おもしろいは正義

せっかく練習するなら面白がってできたらなあと思います。楽しくなくても、何かポジティブな精神状態で練習できていればいいと考えてます。
難しいけど線を引いてると向上心がムクムクと湧いてくる、とか、
描いてるうちに疑問がたくさん出てきて好奇心が刺激される、とか、
この線はシャツのラインを描く時に使えるかも!という気づきがあって嬉しくなったりとか。
線を引くことを面白がれたらいいなあと思います。
ヘタすぎてヘコむわ…ってなることもあるかもしれませんがヘタだから練習するんですからヘタ上等です。全然思い通りの線が引けない時もあり困ってますが、どうしたこの線wwwってなりながら描いてます。草生やしていきます。

こんな絵が描きたいなと思うアーティストを何人か見つけておくのもオススメです。基本的なペンの練習をしてから他のアーティストの絵を模写してみると、とても多くの学びがありそう。基本練習で引いた線を具体的にどうやって自分の絵に使えばいいんだろう、ってなった時に大きなヒントをくれそうです。
私は好きな漫画家さんたちの絵をマネしようと思います。やばい、今から楽しみ。

描けば描くほどしんどい気持ちになってしまう方は、もしかしたら今はこの本で学ぶタイミングじゃないのかもしれません。
無理矢理続けると絵を描くことが嫌いになってしまう可能性があります。あくまで提案ですが、ご自分が楽しいと思える他の練習、絵以外の事でもいいかもしれません、何か他のことをしてタイミングが合うのを待ってみてはいかがでしょうか。
こんまりさんも「ときめくものを残して下さい」って言っています。練習方法もスパークジョイするものを選んだほうが幸せです。
余談ですがNetflixのこんまりさんの番組おもしろいですよね。お掃除ビフォアアフター系の番組の爽快感ったらありません。新シーズンが待たれます。

⑤みんなで描けば文殊の知恵

ペン画の練習が楽しい楽しいと言っていたら「楽しそう、やってみたい!」と言ってくれる方がいらっしゃって、もしかしたらもっとペンの練習したい人が隠れているのでは?と思い、今回のハッシュタグでの活動を思いつきました。何かきっかけがあればペンの練習を始めたいと思ってる人の気配を感じたのです。そんな人をこのタグで炙り出したい。

一人での練習でも得るものはあるのですが、ハッシュタグを使って複数人で練習内容を共有することのメリットはとても大きいと思います。自分では汲み取れなかった本の内容が、他の人の目を通してみたらクリアに分かるようになったり、使ってる画材の情報交換ができたり、何よりやる気の継続に繋がりそうです。
他にもこんなことやったら面白いんじゃない?というアイディアがありましたらTwitterででも、noteででも教えてください。

もっとシュっと簡潔にしようと思ったのに結局ちょっと長くなってしまった…。全部読んでくださった方、ありがとうございます。

というわけで #教えてグプティル先生 へのお誘いでした。
みんなでグプティル先生の生徒になりましょう!Twitterでお待ちしてます。

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