映画と現実のリアルな話、上京編
さてさて、彼女と別れて、カメラマンになるために、上京しました。まずはプロカメラショップへ就職しました。、当時、活躍している写真家の人たちがよく利用するお店でした。(現在もプロショップです)銀座にありました。東京での知り合いもなく、住むところは会社の寮にしました。神楽坂にあり、通勤は東西線と銀座線を乗り継ぎ通っていました。休みの日は友達もいないので、毎週映画を見に行ってました。飯田橋には佳作座とギンレイホールの2館がありギンレイホールは成人向きの上映が多かったです。たまにいくのですが(笑)、ほとんどは佳作座(名画館)にいってました。
ある日、今日も何を見ようともなく、ただ映画へ行きました。ところがイスラエル映画、「グローイングアップ2、ゴーイングステディ」の女の子タミーに一目ぼれしまったのです、またバックに流れる1950年のヒット曲♪Tammy♪にかぶさってキューンと、それからは思い出しては毎日の仕事に頑張っていました。その日当番制でお店のシャッターを開けるのに30分早出でした。急いで地下鉄の入り口に歩いていると、向こうから歩いてくる女性に気が付きました。なんと映画のタミーに似ている、と、、、、、、つづく。