自動車メーカーが車を売る必要が無くなる時代が来る。現状の自動車メーカーが持つ最大の優位性って独自の技術ではないよね。って話

短期的目線なら、個人所有の資産としてはガソリン車やハイブリッド車の方が良いけれど、将来的な完全自動運転のインフラ設備としてはEV車(その頃に車と呼ばれるかも謎だが)一択なわけで。

全個体電池が実用化されるとその流れは加速するけれど、自家用車を持つ必要が無くなるので、テスラだろうがトヨタだろうが、自動車業界が今後も販売台数を伸ばして成長し続けていくのかどうかは疑問だと思う。

自動運転技術により、車両の個人所有の必要性が減少し、モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)が一般的になっていくし、これは、車両を共有することが一般的になり、特定の時点で車両を必要とする人々によって利用されることになる。

特に都市部での交通渋滞の緩和、環境への影響の軽減、そして都市計画の再考において重要な役割を果たす。

自動車産業にとっては、これらの変化は売上台数の減少を意味するが、同時に新たなビジネスモデルや収益源への転換を促す機会ともとれる。
例えば、車両の販売からサービス提供へのシフト、自動運転技術やEV技術の開発への投資拡大、新しいモビリティサービスの創出など。

自動車産業は進化し続ける必要がある。テクノロジーの進歩と消費者のニーズの変化に適応することによって、業界は新しい形態で成長を続けるだろう。

とは言うが、、、、

自動運転技術やEVに関連する技術は、情報技術(IT)、人工知能(AI)、バッテリー技術、センサー技術など、自動車業界外の分野で発展してきたものが多くその技術を有する企業が実現できることなので、車を作るのが自動車メーカーである必要はなくなる。

そんな自動車メーカーが一番優位に立っていることは、高い技術ではなく、自社商品が世界中を走り回っていることだと思う。
今やるべき事は、車両の技術革新と同時に、全ての自社の自動車の走行データと周囲の環境データを記録して地球全土のデータを蓄積することだと思う。

それもカーナビとドライブレコーダーのメーカーが一番向いてるけどね。


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