親と進路の話をするのがイヤな君へ
こんにちは。アダルトチルドレン卒業ライターの梅岡幸子です。
これを読んでいる君は、中学生?それとも高校生?
それとも、「そんな時期があったなぁ」と思う大人だろうか?
この記事では、親に自分の夢を反対され、未来に希望が持てなくなってしまった君に、どうしても伝えたい事を書いている。
どうして、親と進路の話をするのがイヤになるか。
それはもちろん、自分の夢を反対されるからだよね?
本当は何になりたい?
歌って踊れるアイドル?
大好きなアニメの声優?
バンドでメジャーデビュー?
スポーツ選手?
デザイナーや漫画家?
それともドッグトレーナー?
もしくは、今流行りのユーチューバー?
それを言うと親はこう言うでしょ?
「無理に決まってるじゃない」
「あんた、まだそんなこと言ってるの?」
「それで成功できる人なんてほんの一握りだよ」
「そんな仕事、就職なんてないよ?」
親に、夢を否定され、応援してもらえないのは非常につらい。
親子喧嘩も面倒だから、進路を考えることすらイヤになってくる。
「やりたいことがない」なんて、ホントは嘘だろ?
本当はあるのに、心の中に封じ込めてしまっただけ。
そしていつしか諦めて、自分が好きだったことすら思い出せない。
親は親の価値観で物を言う。
サラリーマン家庭の親なら、サラリーマンになる発想しかないわけ。
子どもが傷つかないよう、失敗しないよう、やってみる前から阻止するんだよね。
けれど、それは子どものためには決してならない。
もしやりたいことがあるのなら、次の言葉を自分に言ってみて欲しい。
「僕(私)は、失敗してもいいからやってみたい」
「僕(私)は、社会の厳しさを自分で確かめてみたい」
「どのような結果になっても、自分の人生は自分で責任をとる」
自分で言ってみて、迷いは無いかい?
覚悟ができたなら、とにかく行動しよう。
ハッキリ言って、親を言葉で説得するのは非常に難しい。
相手が毒親であればなおさらだ。
だから、行動で本気を見せるしかない。
親「それならば親子の縁を切る!」
アホか(笑)。
脅しなのでひるんじゃダメです。
むしろ、切ってくれた方が自由がきくので都合はいいかも。
ですが、親子の縁って切れないんだよ。残念ながら(苦笑)。
なので大丈夫。
「保証人になんてならないよ!」
これは何かと不便なんですが…。今は保証人代行業者もあります(カネはかかるけど)。
それに、親以外の親戚に片っ端からお願いすれば、誰かは力になってくれるかもしれない。
一度断られたからって、「はい次!」ぐらいの気持ちでいよう。
芸能人・ユーチューバー・声優になりたい?
だったら、どんどんオーディションを受けようよ。
今ならスマホ一つでエントリーできるし、動画や写メがきっかけでデビューする人だってたくさんいる。
俳優の鈴木亮平なんか、芸能事務所を50社以上回ったって言ってるよ?
彼に負けず、それ以上の行動を起こしてみよう。
親が学費を出してくれないなら、いったん就職して、学費を貯めてから(もしくは働きながら)希望の学校へ通うこともできる。
私だって、母親になってからだよ?大学に行ったの。
スポーツ選手になりたい?
だったら、条件を満たしてプロテストをガンガン受けようよ。
強い団体に所属して、強さを磨こうよ。
夢は、どこからでもスタートできる。
行動を起こすと決めた時こそが、スタートなんだよ。
大きな夢を叶えるには、目の前の小さな目標を一つ一つクリアしていく必要がある。
「作家」という私の夢も、まだ途中。
でもとりあえず、電子書籍の出版までは叶った。
現実の厳しさは骨身に染みるけど、自分で決めたことだから納得できる。
もし親に、「早く親を安心させてくれ」って言われたら?
(o´・∀・`o)ニコッ♪
ほっとこうよ…
親なんか、勝手に心配させときゃいいんだよ。
恐怖と心配で生きてる親は、子どもがどんなに条件をクリアしようと、なかなかOKしないよ?
例えば中3の子どもが居た場合、そんな親は
「うちの子、高校に合格できるかしら…」と、心配する。
受かったら受かったで、
「学校でちゃんとやってけるかしら…」と心配する。
学校生活に馴染んだら馴染んだで、
「学費はこれから大丈夫かしら?」と心配する。
親の心配は、永遠に尽きないんだよ。
つまり、親が勝手に心配してるだけ。
だから、君は自分の信じた道を納得いくまで走り続ければよい。
ただし、責任をとってくれるのは親じゃなくて自分。
「なんであの時、もっと強引に反対してくれなかったの?」なんて情けないセリフ…絶対に吐くなよ(笑)?
参考までに、私の自分語りをさせてもらうとだな…。
「親の言う通り、親の望む進路を歩んだら、絶対に幸せになれない」ってこと。
私は、毒親に決められた高校に進んだけど、はっきり言って3年間は面白くなかったよ。
しかも、進路を決める時になると、あの人は
「お母さんね、幸子には手に職を持っていて欲しいの」
と言いました。自分は専業主婦のくせに。
そして、やたら看護師の道を押し付けてくるわけです。
私は、血とか病気の人に対する耐性が無く、看護の道だけは自分の発想にすらなかったのですが…。
(母親)
「看護師は専門職だから。この資格があったら、どこででも食べていけるから」
「こんな看護学校があるよ。体験入学行ってみたら?」
暗黙の了解で、私の進路は看護の一択しか与えられませんでした。
他の職業や、自分の希望を少しでも話そうものなら、とたんに取り乱してわめきます。
「そんな学部は就職につながらない!」
「その仕事で本当にやっていけるの?」
「まだバカみたいなこと言ってるの?」
もう、うんざりだったね。
だから、私はとうとう白旗を上げてしまったわけだ。
母親に自分を否定され、キツイ事ばかりを言われるのはツライもんがあったし
せめて実家だけは早く出たかったので。
母親の言うとおり、寮つきの看護学校に入学したものの、人生TOP3に入るほどの地獄が待っていたんだ。
次に続く。