【進化の究極形とは?】神が世界を作った設計思想が分かれば全ての謎が解ける
さて聖書でこのように語られる「言葉」で全ての謎を解明してみましょう。
まず言葉には「世界を分割し、区別する」という機能があります。
混沌を分割し、秩序立てていけるからこそ、そこに多様性が生まれ、豊かさが育まれていきます。
(同時に区別が差別意識などにつながる場合もありますが)
とすれば人類の進化とは何か?
物事を言葉で細分化していくことが物質的進化、
細分化されたものの間に生じた差を等価に捉え直していくことが精神的進化とみなすことはできないでしょうか。
現在のところ極限まで細分化されたものが素粒子です。
物質世界は、これ以上の分割は不能、というところまで来ているように見えます。
対する精神進化の方向は、まだまだ大きく伸びしろがある気がします。
例えば精神進化の一例としては、階級制度や人種差別の撤廃がそれに相当するでしょう。
人為的に作られてきた差を取る行為、つまり人種についての悟りが人種差別の撤廃です。
これらは精神的な進化と呼んでもよいでしょう。
これがもっともっと強力に進んでいくとどういうことになるのでしょう?
それは人間以外の全ての存在もあまねく等価に扱うということですよね、きっと。
今でも、そういう流れはあります。
人種だけでなくLGBTQなどの性差に対する意識、動物や自然環境の保護意識も高まっています。
それらが究極的に行き着く先は、
素粒子も宇宙も月も地球もエンパイアステートビルもお金も鼻くそも人間も動物も植物もダンゴムシも同じ、等価であるという視点を持つことだと考えられます。
もっと平たく言うなら「万物が等しく尊重され、愛されている世界」といったところでしょうか。
それが達成されるのが十年後なのか百年後なのか千年後なのか分かりませんが、
これまでの人類が経てきた歴史の足跡を未来方向へ延長して考えれば、こういったことがいずれ達成されても不思議ではないと思います。
しかし、すべての存在を等価にみなすなんて、ちょっと聞くと神様みたいな感じですよね。
そもそも神を定義するなら、あらゆる進化の頂点にいる存在と呼んでもよさそうです。
では物質的にも精神的にも最も進化した究極的存在が神(創造主)だとしたとき、どんな設計思想で世界を作るのか?
創作物というのは、えてしてその作り手の個性や性格が隠しきれず現れるものです。
天才バカボンの作者・赤塚不二夫さんは、まるでバカボンそのものであるかのような奇行でも有名です。
恐怖漫画やグワシで有名な梅津かずおさんも、あの漫画にしてこの作者あり、という感じです。
では究極的な精神進化ーーすべての存在を等しく愛するーーを体現している神とはどんな設計思想で世界を作るか?
極限に細分化された最小単位の内部に
すべての情報をもたせ、
他とは差のない
ただ1種の種子で世界のすべてを作る。
そして、その種子に含まれた全情報の中から、どれをピックアップするかは各個人の自由とするのです。
これこそ完璧に公平かつシンプルでスマートな方法です。
要するに
人になりたい魂は人になれる、
動物になりたければ動物に、
金属になりたければ金属に、
水になりたければ水に、
光になりたければ光に、
不満タラタラ人間になれたければ不満タラタラ人間に、
君たちは何にでもなれるよ、
さあ自由に選びなさい、というわけです。
これって、すべての存在を等しく愛していますよね?
悪人や汚物になっちゃいけませんとも言っておらず何になってもいいよと分け隔てない態度なわけですから。
よくトイレ掃除をすると開運するとか言われているのも、このことに通じていると思うんですよね。
トイレといったら普通は忌み嫌われるものです。
それを忌み嫌わない、
等しく大切なものとして扱うわけですから、
これは神の究極進化的な精神そのものです。
だからこそトイレの神様(=トイレの中心的意識)が恵みを授けてくれるんじゃないですか?
という余談はおいておくとして、
このように各々が自由になりたいものを選択して現出しているのが、この3次元空間だったとしたらどうでしょう?
これぞ完璧な世界ではないですか。
これがスピ界隈でもよく言われる「生まれる前に決めてくる」の真の意味ではないかと思うわけです。
その完璧な世界の中で、世界は不完全だと思いながら生きて生きて、やがて精神進化の末に「世界は完全だった」という差が取れた意識、つまり悟りの境地に達するわけです。
それって、よくできたゲームだと思いませんか?
もし究極進化の体現者が世界をデザインするなら、そのように作る気がしてなりません。
そして実際に、これは科学的な事実として
一つの陽子が持つ情報の密度は実際に宇宙の全情報量を超えるそうです。
なに言ってるのか分かりますか?
ぼくも正直な話、よく分かりません笑
(誰か量子力学に詳しい人、教えて下さい^^;)
とにかく一つの陽子の中に全情報が入ってるんですって。
(なんか頭悪い感じの書きっぷりですねw)
でもよく考えてみて下さい。
素粒子が、石にも水にも植物にも動物にも人間にも太陽にも土星にも銀河にも僕にもアナタにもなれて自己組織化できるのはなぜですか?
それは、素粒子自身がそれぞれ固有の振動情報(「この振動数だったらこれになれる」の全情報)をあまねく持っているからってことではないですか?
例えば人が怒れば怒ったときの振動に、喜べば喜んだときの振動になるわけですが、なぜその振動に狙い通りなれるのか?
楽器なら「C#」の振動数を出したい時、楽器の何処をどう押さえて奏でればいいかの情報を持ってさえいれば、望み通りの音が出せます。
ということは素粒子自身も、このどう振動したらどうなるかのマスタ情報と通じているはずです。しかも宇宙規模で。
あてずっぽうに振動を変えてみたら、たまたま毎回希望通り怒ったり喜んだりできているわけではないでしょう。
前々回の記事で「意識種別」という仮説に触れました。
一人の人間の中に全存在の意識種別が入っている、という仮説です。
えらく突飛で荒唐無稽に聞こえたものかと思います。
しかし、神が究極精神進化を体現した存在なら、むしろそういった設計である方が自然だと思えてきませんか?
すべてを等しく愛する精神の持ち主なんですから、もちろんすべての種子を等しく設計するはずです。
そして、これが真理だったときこそ、世界は真に祝福され、神に愛された完璧な場だったと呼べると思うわけです。
ただモノの見方の問題だけじゃなく物理的にも完璧じゃんと。さすが神さまだね!最高だね!と。
こういった世界を見出すためには、まず人間自身が古臭い価値観を脱ぎ去り、精神進化を遂げ、ありとあらゆる目の曇りを取り払っていく必要があるんじゃないですか。
ローマ教皇が権力の頂点にあった時代は天動説が真実であってもらわなければ都合が悪かったわけです。
大地が動いているなんてことになったら大地に住まうローマ教皇の権力が揺らいでしまうがために。
しかし人類は、そういったエゴに裏打ちされた差別意識を拭って精神進化を遂げてきたからこそ「地球が太陽の周りを回っている」という物理的真理にも近づけたわけです。
このように文明の発達と精神の発達は共に足並みを揃えて向上していくような相関関係にある。
そして世界は今すでに愛そのものであるようです。
(誰か科学的にも正しいと証明してください笑)
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