僕と柔道 〜小学校1年生の地区大会〜
【Who am I ? 〜私は誰だ〜】
久しぶりに自分史シリーズ。
子供の頃といえば、習い事。
実は、柔道やってました。
年長から中学3年まで。だいぶ長いこと。
3つ上の兄が柔道をやっていたことがキッカケ。
ちなみに兄は名探偵コナンの映画を観た時、蘭姉ちゃんの空手がかっこよくて空手に憧れ、けど家の近くに空手道場がなく、その代わり柔道場はあったので、という理由で始めたらしい。
ただ、ここの柔道場がかなりガチなところで。ここの教え子は強豪校に入学して活躍しまくったりの道場だった。
家からはちょっと離れてたので、母が車で送り迎え。
僕も一緒に迎えに行き、その帰り道に、ちゃっかりジュースを買ってもらうのが楽しみだった。
だから、僕にとって、柔道とは、ジュース買ってもらえるところ 笑
幼稚園年中の時、引っ越すことになる。
引っ越した後も、兄は近所の柔道クラブに入る。
そのタイミングで、僕も入ることに。
別に柔道やりたい!とかではなく、特に習い事もやっていなかったし、お兄ちゃん大好き少年だったので、入った。その程度の理由。
さて、そんな僕のデビュー戦では、後にも先にもない好成績を収めることに。
地区大会で小学校1年生の部、3人中3位の栄光を勝ち取るのである。
総当たりだった。1人はデブくん、もう1人はすばしっこい奴だった。
1人目はデブくん。
デブくんをどう倒そうか…なんて考えなかった。
どうやったら負けないか…投げられないかを考えた。
だって、投げられるの痛いし怖いもん。
あわよくば、引き分けに持っていきたい。
試合が始まる。
やっぱり力が強い。簡単に身体持ってかれる。
柔道で負けるときは大きく分けて2つ。
背負い投げとかで投げられるか、大外刈りとかでバランスを崩されるか。
デブくんは、意外にも大外刈りタイプだった。
だったら、足を刈られなければいい。
もっと言えば、刈る足がなければいい。
だから、僕は飛び回った。
ピョン、ピョンピョン。ピョン、ピョンピョン。
審判に試合を止められる。
両手をグルグル回して、「注意!!」
飛び回ることを禁じられた僕は、あっさりと倒されました。
次の、すばしっこい奴との戦い。
僕は、ある事に気がついた。
柔道とは、相手の重心を片足に集中させ、その足を刈れば簡単に倒せる。
片足に重心を集中させる手っ取り早い方法…。
そうだ! 足持っちゃえ!!
それで、刈ればいいんだ。
徹底的に、両手で、相手の足を掴みに行く。
感覚的にはうなぎの手掴みと同じ。
再び審判は両手をグルグル回して、「注意!!」
手掴み作戦を禁じられた僕は、あっさりと寝技に持ち込まれ、負けてしまいました。
結果、3位に入賞!
銅メダルは今でも家に飾ってます笑