受験が終わった中3生へ:高校準備について
開校当初からMigakuに通っていただいた
中学3年生が1名、
推薦で高校に合格されました!
おめでとうございます!
今日は受験が終了した高校生が、
高校生になる前にやっておいた方がよいことに
ついてお話しします。
講義形式のテキストの利点
おすすめしたいのは英数の予習です。
受験が終わって早々に次の勉強を勧めるのは
酷だと思われるかもしれませんが、
成功体験を得てやる気に満ち溢れているからこそ、
是非そのエネルギーを有効に
使っていただければと思います。
特に英数は中学内容と高校内容に
差を感じやすい教科になります。
予習をしておいて損はしません。
今回は両方とも、映像授業ではなく
講義形式の参考書をお勧めします。
今はいわゆるカリスマと呼ばれる人の授業を
いくらでも映像で見られる時代になりましたが、
映像授業の難点としては、
集中して映像見ることができる生徒さんは
ごくわずかしかいない
という点が挙げられます。
「作業用」などという言葉がある通り、
どうしても映像になると「ながら」で
聞き流してしまう人が多いようです。
その点、講義形式のテキストは
「勉強している!」という雰囲気になりやすく、
主体的に集中して取り組めば、
受け身で授業を受講するよりも
大きな成果が得られます。
大岩のいちばんはじめの英文法
英語に関しては、おすすめしたいのは
こちらの参考書です。
高校英語の授業は品詞の説明や
文型の説明から始まるため、
「急に理屈っぽくなったな…」とか
「なんで英語の勉強をしているのに
日本語の勉強をしているんだろう…」
と感じがちです。
こちらの「大岩のいちばんはじめの英文法」は
生徒さんが英語が嫌にならないように
内容を本当に必要なものに絞り、
シンプルにわかりやすく説明してくれています。
同じ著者の問題集もあわせて使うと効果的です。
初めから始める数学 I 新課程
数学については、解説が丁寧でわかりやすいこちらの参考書をおすすめします。
特に数学が苦手な生徒さんは、
中学数学から高校数学に入ると、
草野球からプロ野球に変わったのかと思うほどの
違いに戸惑うことも多々あります。
大切なのは、焦って解答を丸暗記して
学校のテストをなんとか乗り切るという
よくない習慣をつくらないことです。
これをやっていると受験で
まったく戦えなくなります。
早いうちからよい参考書に出会い、
腰を据えて理解していく癖をつけておけば、
テストが終わったら忘れてしまうような
浅い勉強ではなく、本質的な勉強ができます。
こちらも英語と同じく、問題集を併用すればより成果を出しやすくなります。
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