320冊目:爆笑頭/井龍一・小林ユマ
こんばんは、Umenogummiです。
今日は全力で寒ーいギャグに振りきっているパニックホラーです。
頭部が破裂するようなエグい場面もありますので、苦手なかたは御注意ください。
爆笑頭/井龍一 原作・小林ユマ 漫画
あらすじ
お笑い不感症の寒川鉄志は、幼馴染の天知エミらとともに、修学旅行でグアムへと向かっていました。しかし鉄志たちの乗った飛行機は太平洋上で原因不明の墜落をし、無人島へと不時着します。
絶望的な状況の中、せめて気持ちだけでも明るくしようと、鉄志とエミの幼馴染のショーヤが笑い出し、不思議と周囲もつられて笑い出します。
どこかあたたかな雰囲気に包まれ、鉄志とエミも笑おうとした瞬間、ショーヤをはじめ、笑った人たちの頭部が破裂してしまいます。
感想
あらすじだけ書くと不穏な空気がぷんぷんしますが、どこかシュールでマジにおならをした犯人捜しをしたり、決して笑えるような状況ではないのですが思わず笑ってしまいます。
後半になるにつれて、鉄志が皆の笑いを鎮める技(百年の孤独―スマイル・ゼロ―)を開発したり、ほかの生徒を笑わせる勢力が誕生したりともうカオスです。
某漫画家を目指すマンガでシリアスなことを真面目にやり続けると笑いになる、という話がありましたが、この作品はそれを地で行くような作品となっています。
リンク
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爆笑頭とは毛色の違った本格的なサスペンスです。
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