304冊目:まんがで読破 コーラン
こんばんは、Umenogummiです。
今日はまんがで読破シリーズから。
イスラ-ム(イスラム教)の経典クルアーン(コーラン)のお話です。
まんがで読破 コーラン
あらすじ
ある老人が念願であった、イスラム教徒(ムスリム)の義務であるメッカへの巡礼を叶えるために旅をしていました。
ある夜、老人がクルアーンを詠んでいると、そのきれいな言葉に一匹のジンが現れ、老人にもっとクルアーンのことを教えて欲しいと請います。
感想
まんがで老人とジンの掛け合いでわかりやすく、クルアーンのこと、その成り立ちが記されています。
クルアーンはアラビア語で、声に出して詠むことが正式なものですから、このまんがを読むだけではもちろん、クルアーンのこと、ムスリムのことはほんの一部しかわかりません。
だけど、とっかかりとして読むには面白く、ボリュームもあります。
宗教のことを語ることは、争いの原因にもなるのでヨーロッパではタブーな話題とされています。
この多様性の時代、日本にも多くのムスリムのかたが住んでいますし、知識として一部分でも知っておくことは重要なのではないでしょうか。
ニュースでは過激な組織のせいで悪い印象を持たれがちなイスラム教ですが、多くのムスリムはとても優しく、穏やかです。
その理由が垣間見える作品だと思います。
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