70冊目:ムヒョとロージーの魔法律相談事務所/西義之
こんばんは、Umenogummiです。
霊の罪を裁きあの世へ送る魔法律を使う魔法律家たちの戦いを描いたマンガです。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所/西義之 作
天才魔法律家の六氷透(ムヒョ)と見習い魔法律家の草野次郎(ロージー)が開く魔法律相談事務所には、霊に困った依頼人たちがやってきます。
その霊に対処し、魔法律書と呼ばれる書物を用いた適切な裁きで、地獄の使者たちによる刑を与えるのが仕事です。
魔法律家の序列は下記の通り。
・執行人(ムヒョ)
・裁判官
・裁判官補佐
・1級書記官
・2級書記官(ロージー・のちに1級書記官へ昇格)
ムヒョは史上最少年で執行人になった魔法律家で、それがきっかけでかつての親友・エンチューは禁魔法律家へと堕ちます。
エンチュー、そして恩師であるリオを救うため、ムヒョとロージーは禁魔法律家との厳しい戦いに身を投じてゆきます。
地獄の使者たちはかなりオリジナリティがあって、中にはかわいらしい外見のものもあります。しかし地獄の使者ということもあり、一度捕まれば霊は成す術もなく刑を執行されます。
短編の続編もあります。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所-魔属魔具師編-
著者の別作品である「魔物鑑定士バビロ」とのコラボでもあります。
かなりオリジナリティのある作品で、世界観もわくわくします。舞台は日本ですが、どことなく西洋風の雰囲気も漂っています。登場人物の名前ももちろん日本名なのですが、カタカナのあだ名で呼び合うことが多いので、そう感じるのかもしれません。
魔法やファンタジーが好きな方にお勧めな作品です。