141冊目:阿波連さんははかれない/水あさと
こんばんは、Umenogummiです。
きょうは観察系マンガです。
阿波連さんははかれない/水あさと 作
高校生のライドウは隣の席に座る小さい少女・阿波連れいなが気になっています。ある日超小声で教科書を忘れたという阿波連さんにライドウは教科書を見せますが、必要以上にくっついてくる阿波連に戸惑います。
さらにお昼を一緒に食べようと誘われ、帰りも一緒に帰り、ゲーセンやカラオケをします。そのたびに心の中で阿波連さんに突っ込むライドウ。
次の日登校してきた阿波連さんに、ライドウはあいさつしますがスルーされてしまいます。無理やり教科書を見せることを口実に、ライドウが理由を問いただすと、阿波連さんは「昔から人との接し方、距離の加減ができず馴れ馴れしくしてしまう」ことに悩んでいました。
別にあれくらいなら気にしていないと告げるライドウに、阿波連さんは抱き着きお礼を述べるのでした。
回を増すごとにライドウくんの妄想が暴走し(主に阿波連さんのちょっとした行動の変化に気が付き、ありえない未来を想像してしまう)、どちらかと言えば阿波連さんよりライドウくんははかれないになっているのが面白いです。
二人が織り成す面白おかしい、そして少し変わった日常を温かい目で見られるやさしいマンガです。