96冊目:明日ちゃんのセーラー服/博
こんばんは、Umenogummiです。
今日はかわいい女の子に癒されるマンガをご紹介します。
明日ちゃんのセーラー服/博 作
小学校に自分と妹しかいない学校生活を送ってきた明日小路(あけびこみち)は、新しく始まる中学校生活に胸を膨らませていました。
大好きなアイドル・福元幹が着ていたセーラー服に憧れ、また母が中学生時代にセーラー服を着ていたことから、母の母校である難関校の蠟梅学園を受験し、見事合格します。
洋裁を仕事にしている母がセーラー服を仕立て、ワクワクしながら入学式を迎えます。ところが、蠟梅学園の制服はすでにブレザーへと変わっており、小路はショックを受けます。奨学生ということと昔の制服であったこともあり、特例でセーラー服での通学を許された小路でしたが、クラスで浮いてしまうのではないかと不安になります。
しかし妹の「格好悪い!」という一言で、小路は逆に目立って友達をたくさん作るチャンスではと考えるようになります。
セーラー服で目立つことに加え、ちょっと言動が不思議な小路はすぐにクラスの人気者になります。特に一番初めに出会い、席が隣の江利花とはすぐに打ち解け、一緒に湖で釣りや泳ぎを楽しんだり、体育祭の後夜祭で一緒に舞台に立つなどかけがえのない友人になりつつあります。
セーラー服を着たり、髪を結ったり、踊ったりという小路の一つ一つの所作が美しく描かれていて、思わずため息が出てしまいます。
そのほか個性豊かなクラスメイト達がたくさん出てきますが、男の人は…小路のパパくらいしか出てきません(笑)
可愛い女の子が出てくるマンガは、以前紹介した以下の作品があります。
「オトメの帝国」は割と行動や体形などがリアルな女子高生像を描いているのに対し、「明日ちゃん~」は少女の美しさや、時折見せる大人っぽさなどが強調されて描かれているように思います。
どちらも可愛い女子好きにはおすすめです。