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95冊目:ボールルームへようこそ/竹内友

こんばんは、Umenogummiです。

今日はダンススポーツマンガです。


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ボールルームへようこそ/竹内友 作


中学三年生の藤田多々良は特に夢もやりたいこともなく、進路に悩んでいました。変わらなくてはいけないという焦りの中、同級生に絡まれているところを、ダンススクールの前でプロダンサーの仙谷要に助けられたことで、多々良はボールルームダンスと出会うことになります。

しかし、このダンススクールに通うアマチュアダンサーで、同級生の花岡雫から「冷やかし」と言われたことや、レッスン料金の高さからダンススクールに通うことを諦めかけていた多々良でしたが、仙谷の試合のダンスを見たことで「自分もプロのダンサーになりたい」と思うようになります。

雫のパートナーでアマチュアチャンピオン&アマチュアランキング1位の兵藤清春との出会いや、赤城兄弟のカップル解消騒動、多々良自身のパートナー問題を経て、高校に進学したのちクラスメイトで中学までダンスをしていた緋山千夏と出会い、パートナーを組むことに。

千夏はかつて女子とパートナーを組んでおり、リード(男役)をしていたことから、パートナーを組んだ当初多々良と千夏の息は全く合いません。
その後、仙谷の元を離れて清晴の母が経営するダンススクールへ移籍し、いがみ合いながらも二人はダンサーとして成長していくこととなります。


2次元ながら、ダンスの熱気や動きが伝わってくる気迫があります。何より、10代の男女が真剣にダンスに取り組み、パートナーと向き合う姿に胸を打たれます。
千夏登場初期は、千夏のじゃじゃ馬っぷりに辟易してしまっていましたが、
多々良の影響か徐々に性格も丸くなってきて可愛げのある勝気な女の子といった感じで、雫に負けず劣らずのヒロインになってきました。

現在連載では、大会が終了し次号より新章突入ということで、今後の展開も楽しみです。

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