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198冊目:アントルメティエ/早川光・きたがわ翔・高木康政
こんばんは、Umenogummiです。
今日はあまーいスイーツを作り出すパティシェたちの物語です。
アントルメティエ/早川光 原作・きたがわ翔 漫画・高木康政 監修
街の小さな喫茶店でスイーツを作る小椋かのこは、和菓子屋の娘でありながら洋菓子が大好き。そんな彼女の作るシュークリームは絶品で、シュークリームを求めるお客たちで喫茶店は連日行列ができていました。
ある日かのこの働く喫茶店に、予定が延びて時間を潰すために一流ホテルのシェフパティシェ・城ヶ崎がやって来ます。飛ぶように売れるシュークリームを見て、城ヶ崎もシュークリームを注文します。
城ヶ崎は一口食べてその美味しさに驚きます。かのこが独学でケーキづくりを学んだと知り、城ヶ崎はかのこの才能を見出だし、かのこをホテルのパティスリーにスカウトします。
パティスリーにはスイーツヘブンと呼ばれる4人の凄腕パティシェたちがいました。
グラシエ(冷菓担当)のチーフ冷観世、ショコラティエの川名、フーニエ(焼き菓子担当)のチーフ・逢坂、そしてアントルメティエ(生菓子担当)のチーフ・東宮です。
ホテルのパティスリーは製菓の国際大会クープ・デュ・モンドの代表を目指し、各々がライバル意識を持ちながらしのぎを削っていました。
そんな彼らに対し、かのこはお菓子づくりは楽しいものだといい、お菓子への愛情と固定観念に囚われないアイデアでさまざまな洋菓子を提供していきます。
夜遅くに見たらダメシリーズですね。
特に酸っぱいイチゴの載ったショートケーキの話が印象に残っています。今は品種改良でほとんどが甘ーいイチゴが出回っているそうですが、作中に登場するのはダナーという今はあまり作られていない品種の酸っぱいイチゴです。このイチゴをはちみつなどで磨くという一手間を加えケーキに飾ることで、酸っぱい、でも美味しいケーキになるのだとか。うう、書いているだけでヨダレが…。
残念ながら打ちきりということで、お話は駆け足で進みますが、パティシェとして間違いなく面白いと思います!