15冊目:革命前夜/須賀しのぶ
こんばんは、Umenogummiです。
15日目です。
だんだん息切れしてきました(おい)
1日でも休むとやらなくなりそうなので、気力で書いてます(笑)
さて、今日は小説です。
革命前夜/須賀しのぶ 著
主人公はピアニストを志す日本人・マヤマシュウジ。舞台は東西時代のドイツ。東ドイツ領のドレスデンにある音楽大学。
ベルリンの壁崩壊前の、激動の時代。シュタージや亡命といった生々しい東ドイツの情景が丁寧に描写されています。
演奏家の卵たちはそんな時代に否応なく巻き込まれていきます。足掻き、必死にもがく若者たちの姿に胸を打たれます。
この世界の片隅にでも書きましたが、本当にこの国、この時代に生まれたことに感謝しかありませんね。
ベルリンの壁があった場所。傷跡は今も。。。
東西ドイツ周辺の知識があると、より一層楽しめると思います。
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