205冊目:珈琲をしづかに/みやびあきの
こんばんは、Umenogummiです。
今日はこちらのおだやかなマンガです。
珈琲をしづかに/みやびあきの 作
大人に憧れる背の小さな高校3年生の貴樹は、近所にある閉店した喫茶店・ユカリに幽霊が出るという話を耳にします。
放課後、貴樹が喫茶店へ寄ってみると、和服の女性がお店を切り盛りしており、思わず貴樹は背伸びしてブレンド珈琲を注文します。
女性ー紫津香は前のオーナーからお店を譲り受け、どこか訳ありな様子。
大人で、おしとやかでミステリアスな紫津香に、貴樹は喫茶店に通っていくうちに胸の苦しさを覚えていきます。
大人のお姉さんと、恋い焦がれる少年のやり取りを、心暖まるサブストーリーを絡ませた、まさに喫茶店の様なゆったりとした雰囲気のマンガです。
受験生ということで進路に悩みながら将来を模索しつつ、勉強という名目で喫茶店に通い、恋に悩む貴樹が一生懸命でかわいらしいです。
年の離れた男女の恋愛については、以前書いたこちらのマンガもおすすめです。こちらも主人公の男の子は受験生でしたね。