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249冊目:屍鬼/小野不由美・藤崎竜

こんばんは、Umenogummiです。


今日はミステリアスなホラーマンガです。



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屍鬼/小野不由美 原作・藤崎竜 漫画



あらすじ


人口1300人の外場村で生まれ育った高校生の清水恵は、村を毛嫌いし、都会へ行く日を夢見ていました。恵のこの村への興味は、村の有力者の跡地にまるでお城の様な洋館がたてられ、そこへどんな人物が越してくるのかということと、都会から越してきた同級生・結城(小出)夏野のことだけでした。

一方、村では村人が4人続けて亡くなり、寺の若御院で作家の・室井静信とその幼馴染で村唯一の医院の院長・尾崎敏夫は、自然死だという警察官の話に安堵しつつも若干の疑問を残します。


やがて洋館に、恵が待ち望んでいた夫婦と一人娘から成る一家・桐敷家が引っ越してきます。恵は洋館の主人に招かれ、そのまま夜になるまで姿を消してしまいます。
村人たちが恵を探索するために洋館を訪れると、屋敷の使用人・辰巳と名乗る若い男が手伝いを申し出、しばらくして恵は山の中で倒れているところを発見されます。

しかし恵は日に日に衰弱していき、数日後死亡が確認されます。さらに相次いで村人が死んでいき、半月の間に10人が死ぬという異常事態に、室井と尾崎は疫病を疑います。

夏野は死んだはずの恵の視線を感じ、悩まされていました。室井は寺で、自分が書く小説の読者だという桐敷家の一人娘・沙子(すなこ)と出会います。



感想


閉ざされた村にやってきた謎めいた一家。ホラーにはよくある設定ですが、サスペンス調でもあり、続きが気になってしまいます。不気味なんだけれども、藤崎竜氏の絵柄がときおりコミカルで、それを薄めさせてくれていて、怖い、でも読みたい、読めるといった感じで容易にページをめくらせてくれます。

アニメ化もされていて、マンガと微妙に違うところもあるので、こちらもぜひ。



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