14冊目:37.5℃の涙/椎名チカ
こんばんは。Umenogummiです。
本日はこちらです。
37.5℃の涙/椎名チカ 作
訪問型病児保育を提供する・リトルスノーが主な舞台です。
子どもに37.5度以上の熱があると、保育園ではお預かりができなくなるそうで…ワーキングママたちは働きたい、でも働けないというジレンマを抱えている。その救世主となるのが、この漫画の主題・病児保育士という仕事、らしいです。
病気の子どもを、仕事に行っている母親に代わって看病する。女性も働く現代に必要な仕事といえます。
一言に病気の子どもといっても十人十色。主人公の杉崎桃子は不器用ながらも、真摯に子どもたちに向き合っていきます。そして時には家庭の問題に首を突っ込み怒られたりもします。
実は桃子はネグレクトを受けて育ち、でもそんな彼女が失敗しながらも懸命に働く姿は、時にハラハラしながらも、温かい目で見てしまします。同じように、リトルスノーの上司や同僚たちは桃子の失敗に呆れながらもなんやかんや甘やかしています。特に上司でシングルファーザーの朝比奈元春は桃子をかわいがっており、次第に2人は想いを寄せあっていきます。
困難にめげずに立ち向かう桃ちゃんに勇気づけられる、そんなマンガです。
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