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アイデアのヒント

アイデアを出すのってみんな得意不得意あると思います。

学生時代建築の設計アイデアを出すのが難しいなという反面、面白いなと思っていました。

アイデアは問題を解決するときに必要だなと感じます。

同じ課題があったとしても、解決できるだろう方法が1個の人と10個の人ではどちらが課題を解決できそうかわかりますよね。

そのアイデアってどうやって出すんだろ?と思ったので整理していこうと思います。

アイデアとは?


『アイデアとは既存の要素の組み合わせ以外の何ものでもない』

ジェームス・ウェブ・ヤングさんの言葉です。

どんなに新しい発明や、どんなに最新の技術だったとしても

自分のイメージしているものの組み合わせから成り立っているということです。

今や誰もが持っている、iPhoneは携帯電話とタブレットコンピューター、

世界的に広がった日本の文化カラオケは、

テープのプレーヤーとアンプ、

夏の娯楽、水上バイクは船とバイク

などなど、様々な既存の要素の組み合わせから新しいものができています。

アイデアを並べる、組み合わせる、関係づける、結合することで新しい価値が生まれるということです。

身近なところでいうと料理はまさにアイデアの組み合わせの連続かもしれないですね。

アイデアを出すというと少し難しいかもしれないですが、生活をしていると無意識にアイデアは出しているのです。

拡散思考と収束思考


アイデアを出すときに、多くのものを頭の中で考えると思います。

人は気づかないうちに選択肢可能性を広げてから、そのあとに選択肢を狭める。

拡散思考収束思考というらしいです。

拡散思考は可能性を広げる普通では考えられない組み合わせになるように広げられるだけ広げる。

たとえるなら、料理をするときに先ずいろんな選択肢がある状況が拡散思考。

そこから作りたい料理、例えばオムライスとするなら冷蔵庫から卵、ケチャップ、鶏肉などを

取り出すのが収束思考になります。

収束思考の中で目新しいものを取り出すことを忘れないのがポイント。

卵、ケチャップ、鶏肉の後に納豆とか、、?

拡散思考は選択肢を思いつく限り出していく、とりあえず量を追求し、

選択肢が増えれば増えるほど多くのつながりができるため目新しいものも自然と増える。

拡散思考のポイントとして

・判断を保留する

・量を追求する

・つながりを生み出す

・目新しさを追い求める

拡散思考の後に収束思考。

選択肢を広げた後に目的にむかって選択肢を絞る作業です。

注意点としては、以下の4点。

・肯定的であること

・客観性をチェックする

・よく考えたうえで選ぶ

・目新しさをなくさない

別の使い方を考える


『ひらめきを探すには、あまりそれらしくないところがいい。映画の紹介記事を書くなら、ほかの映画を見に行くのではなく、電車やバスに乗ったり、アートを見たりする。』

建築家ロブ・ワーゲマンスさんの言葉です。

例えば雲の形が人の顔に見えるとか、月にウサギがいるとかの発想があると思いますが、

雲は雲で月は月であって人の顔とかうさぎは実際いないのにそういう形が見えてしまうように、

全く関係性の内容に見えるものが実はつながりがあるなどよくあります。

バラのとげを見ていると、靴のすべり止めに使えそうだなとか、野球のバットのグリップにあの形がいいかもとか、

植物と全く違うところでつながることがあります。

これは何となく見てると発見できないものであり、普通の風景から普通でないつながりを見つけようとする

能動的な意識が必要になってくると思います。

なので、普段何気なく見ている風景を意識的に何かと繋げてみる習慣をしていると、

発想が豊かになっていくかもしれませんね!

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