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『本2023』

   本が届いた。

本を読む理由は人によって
色々あるだろうが、

今回の本は
のんびりと風呂にでも入りながら
読もうと思って注文したものだ。

生来が乱読な男なので
家にのあちこちに本箱がある。
廊下にさえ2つも本箱がある。

風呂の脱衣所には
何冊かの本が重なって置いてある。

音楽の本もあるが、
食い物のエッセイや健康の本、
アートや宮澤賢治の本などなどだ。

風呂に入る時はその中からテキトーな
一冊とバスタオルを手に浴室に入る。

風呂の入り方は基本的にまず腰湯だが
半開きにした湯船の蓋にタオルを敷き
そこに本を置く。

さて、
ゆっくりと
浴槽に浸かり風呂の中で
中腰のポジションが決まったら
腰湯体勢の完了だ。

そうなったら
おもむろに湯船の蓋に置いてある本を開く。

一応、
本にシオリを挟んではいるのだが
そんなことは構わず開いたところから読む。

だから、
前に読んだところだったりするが
それは気にしない。
というより
それが気にならない本ばかりが
風呂場には置いてある。

あるピアニストが俺に
「風呂でネットや読書などダメです。
そこは神聖な場所なのですから」
と言われて
Bath Net(お風呂でネット)勝手にそう言っていたのだが。
なんとなく納得してチャットを断念したことを今思い出した。

しかし、
今は風呂場でネットはやらないが
本は読んでる。
やはり時間がたっぷりある時は
風呂でのんびりとエッセイ本などから
人の楽しい話などを聞きたいからだ。
それも、
のんびりと俺のペースでね。

そういえば、
エアジンはライブ配信をやってるのだが
ライブに来たのにおまけでついてる
「配信は観ません」
って人が時々いる。

ま、言いたいことはわかるのだが
配信は舞台と映画のように
エアジンは意識を持ったコンセプトで
収録をしているのだ。

ライブは自分の都合でステージを見聴きすれば良い。
しかし、
配信はエアジンの気持ちや見所を提案してるから
自分の都合だけでは視聴できない。
それは、読書と一緒で
何度も聴き返すと新たな自分も発見できる
楽しい時間なのだ。
そこにビデオやライブ配信の価値がある。

劇場や映画館はライブだ。
だから、途中でおしっこに行きたくても
『一旦停止』のボタンはない。
舞台も映画もライブも
向こうの都合でどんどん進んでしまう。
それが『生』の醍醐味だ。

しかし、
本やビデオ配信はゆったりと自分のペースで楽しめる。
おしっこタイムも自分次第だ。
途中でやめて次の日に続きを観ることもできる。
気に入った場面ならポーズボタンを押せば
いつまでも静止画を見ていることも出来る。

我々は何と素晴らしい時代に生きてるんだろうか。
って、思いますよねえ。
本当に、毎日が発見の連続だ。

エアジンの配信アーカイブに先日、
初めてちょっと注文がつきました。
ま、なるほど。
と思える注文なのですが。
流石に気になりました。

「写真は本人よりカッコ良くなくちゃ」
と、いつだったかギターの一平が言ってました。
これ名言ですよね。

配信もライブより
カッコよくなくちゃいけません。
そう思って頑張ってるんですが
まだ、いま一つ出演者とのコミュニケーションが
上手く行ってなかったようです。
出演者の言いなりにやってしまったことが
どうも失敗だったようだ。

ライブは出演者と観客と店との共同作業です。
この三者が共犯者なわけです。

これからも
しっかりスクラム組んで行きましょうね。
エアジンも本気でやってマスカラ。
あれ?マスカラではない。
やって、ますから。

では、またエアジンで。

 さて、風呂にでも入って本読もうかな

  うめ。2023.5.10







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