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もの懐かしの地へ〜和歌山〜 ①
〜初めて訪ねた地 ”和歌山” の魅力に引き込まれ〜
私の住む南半球のオーストラリア、
夏が始まり
マーケットには桃🍑が出始めて、
桃の味の違いに
日本の懐かしの桃の香りとあの味に🍑
故郷ふるさとを想い馳せてしまいました。
和歌山県に人生初めてやっと訪ねることができた今年の夏の始まり。
飛行機の窓から見ていた、魅力の地。
いつかいきたいと思っていた地。
飛行機の窓から、急に緑深く、上空の空気が変わるここは
何処なんだろう?
と思ったのが、和歌山県だと知ってから随分と経った今、
ようやく行ける機会のご縁に恵まれ、
素敵なお友達のご縁にも恵まれ、
行ってきました。
客室乗務員だった頃、
国内線乗務中にふと、上空から窓を覗くと、
空気が澄んでいるように感じていた緑深き地。
都会の曇りがかったグレーの雰囲気から
タイムスリップするように
深呼吸したくなるようなクリアさを
上空からでも私は感じていたのです。
やっとその緑深き地、和歌山にご縁をいただき、
予想通り、この地の魅力に惹かれ、
この地の人たちに惹かれ、
いつか母国に住むことになる日は、
ここの地を住み処にしたいと思っているほどまでに。
その日へ向けて、ワクワクする。
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〜何処となく似ているケアンズと和歌山県〜
今私が住んでいる
オーストラリアの北部のゆったり感なケアンズと
和歌山県が
なんとなく似ている氣もするのが
私が虜になった一つでもあるのでしょう。
・自然に囲まれている
・空気や水が美味しい
・地産地消ができる
・美味しい農作物が作られている
・人がフレンドリーでゆったりした話し方
・自然界の神々に護られている
・山と川と海へすぐに繋がれる地(護られている)
・端っこの地
などなどと
自然にいつでも触れられる暮らしをしたい私には
魅力溢れる地です♡
訪ねた時期は桃の木に実がたくさん実っている季節。
こんなにも近くにたくさんの木々が鈴なりに実をつけているなんて♡
幼少期を都会(下町)で過ごした私には
パラダイスに思えました。
また、お魚も新鮮で美味しい。
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〜神々が宿っている〜そんな氣が巡られている地
ケアンズも同じように感じているのですが、
八百万の神々が宿る地
そこに住む人々が
自然界をできる限り残そうと大切にし、
祠があちこちにあり、
ふと引き寄せられる場所がある。
懐かしさや聖を感じました。
ここで何かお返しをしたいとも。
この時の訪問中、
私は右膝に水が溜まり、
スタスタ歩ける状態ではなかったので、
いきたい場所には身軽に足を運ぶことができなかった。
だけど、ちゃんと導かれ行ける場所、
目的地ではない途中の場所や、
今行けるとしたらと、
友人と行ったその場所に
辿り着くためのことだったのだと、
後から分かる。
きっとこのような場所で、
私は光に還る前にこの場所のようなところで
時を過ごしたいんだな〜とも思った。
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〜涙を流した時間、友と〜
実は和歌山在住の汗話になった友人は
初めて直接会えた友。
なのに、打ち解ける時間は瞬時。
色々心の内を語り、
何度も涙が溢れた和歌山での時間。
ここに浄化をしに来たのかしら?
普段流すことのできない涙をたくさん流し、
それだけではない、
禊ともなっているのかもしれない。
この時、一緒に過ごしてくれた友人は
今も大切な存在で、血は繋がっていないけれど
私のお姉ちゃんのような存在なのです。
(年下なのにごめんね Ku〜chan♡)
滞在中、和歌山県在住の人たちは、
心のゆったりとした、
日本の佳き心遣いを現してくださる方々に
多く触れることができ、
懐かしさを感じる良き人付き合いが
まだまだこの地では保たれていて、
ホッとさせてもらえたのでした。
人間味があるというか、
この地に住みたくなってしまう温かさ。
次回はじっくり深く訪ねよう。
〜そのままを残してくれている場所〜
昔から在る場所を大事にしている。
住む人たちは自然と
ありのままでいられるのではないでしょうか。
ケアンズも同じく、
多くの人が自分らしさを持って
各々素敵に生きていらっしゃる方が多い。
その地が育んできた地域カラーに染まる。
そのため、
自分たちの居心地がいい場所にいるのが大事なのだと思う。
私は都会育ちであるが、
本来は今のような程よく自然の中で一体化する
環境の中での暮らしが心地よく、
長年身につけていた鎧を徐々に外しつつ
自然体で居られる場所が私らしく生きられるのだと
やっと氣づいたのでした。
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日本の桃は
なんてこんなに美味しいのでしょう♡
また桃の季節に帰りたい♡