まるでしょうねん
ちょっと息抜きの文章を書きます。
最近川久保玲さんがNEWS23に出演して話題になっていました。
78歳に思えないパワフルさ、若々しさ、貫かれたスタイルのカッコ良さに惚れ惚れしてしまいました。
で、気になるのはギャルソンを着ている人のステレオタイプのイメージが、非モテ女子の免罪符ということ。
個人の偏見かもしれませんが、おかっぱでスッピンの性の匂いを感じない女性、が着ているイメージが皆さんの中にも先行していませんか。
それをとてももったいないことに思ってしまいます。
ギャルソンのお洋服は前衛的なデザイン、決して媚びないデザインで、確かに性の匂いを感じさせないものだと思いますが。
では何を感じるか?考え尽くされたであろうデザインから、洗練された知性や既存のモードに対する反骨精神を感じます。
そしてそれを軽やかに身につけた人はやはりスタイリッシュで洗練された人物像だと思います。
そしてそのような人は知的でセクシーではないですか。
身体のラインを強調した分かりやすいセクシャリティーではなく、想像力を掻き立てるようなセクシャリティーを私は感じるのです。
ブランドネームのコムデギャルソン、も単に少年のよう、と言うよりも、少し倒錯したイメージを----想像力を働かせて----感じずにはいられないのです。