震災・被災・遺族・被災者は、関係のない。私の自分ごとに問いかけてきた映画だった。
今日が、上映会&トークショーの日でした。
かわいそうな人たちの物語ではなく、私の自分事に問いかけてくる。
事前に話していた、主催の方の言葉。
時間を終えて、涙が多い時間だった。その私の涙は、何に重ねた涙かというと、キャッチコピーを見ても重ねた父とのこと。
作品の中で、妹を無くしたお姉さんの今の言葉の中に
「あの震災からの自分嫌いじゃない」
妹の分まで人生を楽しもう。つまらない人生にはしたくない。
私も、お父さんが病気で亡くなったことによって、得たこともあって、お父さんが亡くなってからの私は嫌いじゃない。むしろ、その時から人生が好転したとも言える。
今でも、私は、お父さんが近くで見守ってくれていると感じているし、見守ってほしいと感じている。
トークショーの中で、
「被災者・遺族」として生きる2人の話しを聞いていた。
この映画も、映画としての評価よりも、遺族が作った映画として見られるんだろうなと思ってしまう。
何者でもない自分として=人間として、映画を評価して欲しい自分もいる。
過去を否定をしてもしかたがない。
でも、あの体験は、自分を成長させてもらったので、その出来事を肯定していきたい。
過去をどう受け入れるのか。に日々向き合っている。
そのひとつになるのか、日記を書いている。そこに自分のありたい姿を書き続けて、そうなれるように亡くした弟にそんな頑張っている自分を見ていて欲しいから頑張っている。
このおふたりの話しは、まさに今の私がタイムリーに感じていることが重なった。
✓何もないと自信がなくなると、資格や肩書きが欲しくなる自分を感じるけど、肩書きに悩む人もいるんだと、どんなことにも両極なことがあると実感
✓過去を肯定することの大切さ
✓何者ではない自分に自信を持つ
✓ありたい姿を描き、行動をすることの大切さ
そして、締めの言葉・・・
震災以降、自分にウソを付いて周りの人の期待に答えようとしていた。
これからは、自分の声に一番耳を傾けて生きていきたい。
自分の素直な声、それを知る(発信する)場が、私にとってのモーニングマンダラートだなと思った。
かわいそうな人たちの物語ではなく、私の自分事に問いかけてくる。
震災・被災・遺族・被災者は、関係のない。私の自分ごとに問いかけてきた映画だった。
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