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「おはよう」と言われたのに、機嫌が悪くて無視をした。それが妹をみた最後だった。

このキャッチコピーを見た時、私は、父親との最後の時間を重ねていた。

私と父親との最後の時間は、闘病中で一時帰宅から入院している病院に戻る時、頭がものすごく痛くて、病院へ送りに行けなかった。最後に何を話したかも覚えていない。


東日本大震災から今年は10年が経とうとしている。
震災当時中学2年生だった佐藤そのみ監督が制作した映画『あなたの瞳に話せたら』。
佐藤そのみ監督は、作品の舞台となる石巻市立大川小学校で、当時小学校6年生だった妹を失ったという。自分の好きだった映像という手段でこの出来事と向き合いたいと、日本大学芸術学部に進学し、集大成として卒業制作でこの作品を完成させた。

昨年12月にこの映画を見た二人の女性が、使命感を感じ、動いて実現した今回の自主上映会×トークライブ。3月7日(日)14:30-16:00に行われます。

その背景には、こんな想いが溢れていた。
文章を読んで涙が溢れた私。これは、見ないといけない映画。通りすぎては行けないと思った。

かわいそうな人たちの物語ではなく、私の自分事に問いかけてくる。
10年目の3月11日を迎える前に、日本中の人が見るべきだと思った

私には、何を問いかけてくる映画なのか。

東日本大震災から10年。私にとってもこの地震がきっかけで出会えた人がいて、石巻にも何度も足を運んだ。

他人事ではない、石巻という場所で生まれたこの映画。
私も見るべきだ。そして、私も、微力ながら、発信していこうと思う。


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うめちゃん@こじらせコンプレックス克服🦋
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