未搭のペン✒️( ¯-¯ )
これは、このマークを付けざるを得ません。
先日、ニッコーの丸ペンを久々に使おうと思ったらウチに在庫がありませんでした。
アシ時代は週に1本使い潰して(当時は筆圧が強かったw)いたほどで常に手元にありましたが、この頃は全部カブラだからなあ…と、近所のホームセンター画材売り場に行って色々見ていたら、何となく
タチカワのタンクマスターが欲しくなって
ニッコーの丸を買うのを忘れました。
余計な気が散らないようにネット注文することにした。
すると、「ニッコー 丸ペン」で検索したのに見たことのないペン先が出てきたのです。
それは画材屋さんではなく、個人どうしで売買するサービスのサイトでした。
…まあ、個人だと出品者さんもプロではないので商品名を間違えてることがたまにある(-_-)これもその伝だろうと思い画像をよく確認したら、どうもちゃんと「NIKKO」と刻印してあります。しかしそれは丸ペン…というか、何ペンなのかもよく分からない、今まで見たことのない形をしていました。
(あくまで当方が見たことがないだけで、よくご存知の方もあるかもしれない。もしおられたらぜひコメントください)
あまりに気になったので当方、その場で初めてメ〇〇リに登録した(._.)
不慣れな買い物もまず上手くいき、売買成立が先週の金曜。現物が今日届きました(この間の当方のジレッタサを読者よ、想像されたし('∀`))。それがこちらです。
丸くないのだ( ¯-¯ )
丸ペンとは所謂クロウキル。鳥の羽のように円筒のはずです、国内でも外国でもそうである。
しかしこれはカブラやGと同じ、半円形。
こういう丸ペンがあるのだろうか…?しかしてペン先を見てみると、確かにカブラでもGでもない。横の切れ込みがなく真っ直ぐな形はあえて言えばスクールペンに似ていますが、全体から受ける印象がそこまで固くない感じです。
何より珍しいのが、
ペンの先と根元であからさまに太さが違う
ことです。Gやスクールなら先も根元も真っ直ぐの半円形。カブラは先が丸いので一旦「くびれ」ができますが太さ自体は変わりません。しかしてこれはどうだろう。先が細く、根元が太い…とするとこのペンは細いペン先を太いペン軸に挿して使えるようにと意図的に作られたモノではなかろうか?
しかしなんのために。
細いといえばなんと言っても丸ペン。が、ヤツは形状が独特で、専用のペン軸がいることはオールドマンガ描きなら誰でも知っています。つまりこれは
丸ペンの書き味を普通のペン軸でも使えるようにと生まれたペン先
ではなかろうか(._.)
…なので形状的に例外ではあるが、丸ペンを名乗っている。が、実態は全く独特のペンなのだ…そんな推理をしてみました。が、JIS規格とか何とかその辺的にどうなのかなどさすがによく分かりません。⟵ちなみにいま日本のペン先の歴史について信頼出来る資料をやっと見つけたので、図書館に頼んで取り寄せている最中です。売ってねえんだこれがwまたジレッタく待っている(-_-)
出品者さんは商品情報に丸ペンと併記でartists penと書いておりました(箱かどこかに書いてあったのでしょう)。ふつう丸ペンなら「Mapping pen」であろう。が、なんか事情があってそう名乗れなかったのではないか。この辺に規格的な苦悩を感じるのは当方だけでしょうか(笑)
(※ちなみに他のペンは英語でもGpen Kaburapen Schoolpen、同じです。Artistspenがどういう括りなのかは分かりません。)
とにかく、当方も未だペン軸に搭載したことのない
未搭のペン✒️
がこの世にはまだまだいくつもあることがわかりました('ω')メーカーとかカリグラフィ用とか細かいことじゃなく、形ごと違うようなのが…
これはペン先が無くなるなどと悲観している場合ではナイ。絶滅動物保護活動をしていたら新種を見つけたようなもんです('∀`)嬉しいのか悲しいのかwどっちなんだ。
というわけで、取り急ぎこのような接近遭遇があったとだけ報告しておきます。書き味とかなんとかは何枚か引っ張ってみないと言えないし。ではお粗末さま…あ、いやもういっこ、
ペン先ジプシーの方々、メ〇〇リやフリマサイトは要チェックです(-_-)
…前から気にしてはいたんですが。ある。あるとこにはかなりある。まあ業者が出してたりもしますが、多くは一般の方です。しかも
要らないって人です。
売れなきゃ捨てるんでしょうから、容赦なく買ってあげましょう('∀`)これは買い占めや独り占めではない。人助けです。いや
ペン先という保護動物の救済活動です✒️
…ではホントにお粗末さまでした(*・ω・)*_ _)ペコリ