DIVE TO 観音
DIVE TO は、もちろん大仏にかけています('ω')(バチあたりな…)
本日(あ、もう昨日だ)電車で数駅のところにそびえたつ巨大観音像を見物に行って来ました。
何しに行ったって?無論
世界平和を祈りにです(-"-)
…こういうセリフは数年前まで完全にギャグでしたが、いまはシャレにならない。よろしくない時代ですね(._.)
まあ散歩が興に乗って来て、一年ぶりに電車でものってみべえかと思ったのが大きな原因でありますが…('ω')。
(まる一年以上、地元から出なかったw)
…そんなわけで本当に久しぶりに駅に向かいました。
東海道線なのだ('ω')数駅東に向かい、O駅で降りる。
これは巨大像のあるO駅構内からの眺め。通るたびに気になって、いや気にせざるを得ない存在感です。
当方は群馬県の生まれですがこの雰囲気は身に覚えがある。あの巨大さ、そして乳のような白さ。
白衣観音だ(゚∀゚)!!
これは群馬の高崎にも巨大像が建っておりまして、当方なじみのある観音さまである。ちなみに群馬のほうがずっと古く、デカイ。そして立像である。こちらは大きさは半分くらいですが、白がとても鮮やかです。新しいようですね。
駅を降りてみる。
間違えようがないくらい目の前なので素直に向かっていくと、
すぐ入口がありました('ω')。
こんな駅から近い巨大観音も珍しいですね…
ちなみに電柱を見上げると
逆に行くと教会があるらしい。なんだかこの一帯は駅からドアTOドアでありがたいことになっているようです(-"-)
すぐ山門につきました。
入口は感染症予防のためか単に平日昼間だからか受付の人はおらず、拝観料300円を入れて勝手に入ってくれと
この水色のスピーカーがしゃべってました('ω')。
お金を納めてインシテミル。
ツイッターやってるみたいです。
どうでもいいけど左下、
「エクセルを教わる僧侶たち さっぱりわからない」
には笑いました。大丈夫か僧侶(笑)。
こはなんぞ。
とび職組合さんの慰霊碑だそうです。珍しいですね、特定の職業の慰霊碑。
冗談はさておき。ここは戦没者と原爆被害者をまつったお寺のようです。このお寺の歴史は面白かったしすこし複雑なのでよかったら「大船 観音寺」で調べてください(あやふやなこと書くと大変だから…(^^;))なのでセカイヘーワを祈りに来たというのはまんざらギャグではなく、そういうお寺なのである。
観音様は目の前だ('ω')。
…ここで少しマニアックな疑問。こういう巨大像って、
なんで白衣観音が多いんでしょう(-"-)
そりゃね、阿弥陀仏とか廬舎那仏とかならわかる。いろんな宗派でご本尊になるような、いわゆるメインのホトケ様ですから。東大寺や鎌倉の大仏は納得です。
でも観音様は…菩薩様で、メインの本尊という役どころではない。このお寺も禅宗(曹洞宗)でふつうご本尊はお釈迦様のはずである。
なのに、全国の巨大像には妙に白衣観音が多いのであります(-"-)。ある研究者さんは西洋的な「女神」のイメージを重ねて…とのお説を唱えてましたが、お寺でわざわざよその国を意識するのかよくわかりません。
理由をご存じの方、どうぞ教えてくださいm(__)m。
(…当方、実は「あんまりデカすぎて色ぬりきらんから白衣観音でいこう」なんて理由じゃなかろうかと半分本気で疑っている(-"-))
どん。
どどん。
胸までの胸像です、25メートルの高さ。
どどどん。(額の化佛、1.5メートルあるとか)
横に回るともうなんだかわからない。
エキゾチックな横顔である('ω')
…美人だ。
そしてさすが巨大像、中に入れます。さあ
DIVE TO(ダイブ ツゥ) 観音!
もちろん扉は観音開きである。
なかには戦没者の慰霊のため、千体仏が安置してありました。といってまだ千体集まってないらしい。一般有志の方がこさえて納めている最中だそうで、「作りたい人 募集」もしています。当方、正直つくりたい。応募しようかな…(._.)この千体仏、圧巻でした。
仏 イン 観音
…なんかくらくらする光景ですね。
(冗談ばっか言ってるようですがこの内部は観音像の歴史や戦没者に対するマジメな資料が展示されております。)
そしてもう一つ、あらためて観音像が。こうなるともう
観音 イン 観音 ウイズ仏
でありましてありがたいこと夥しいのですが、何度も言うようにマジメな施設です。スミマセン、当方深夜にマジメなこと言うと背中がかゆくなる病気なんです<(_ _)>つい語り口が軽くなることをお許し下さい。
さて巨大観音内部をありがたく見終わったら、お線香でもあげてみるか。
…最近はお線香の着火もオートメーション化されているのですな…
しかるのち、お土産屋さんで
健脚健康草履
なるものを求めました。足、腰の痛みのお守りだそうで、なんというピンポイントな(笑)(当方、坐骨神経痛のリハビリ中である)ご縁を感じます。…別に足病平癒の観音様じゃないんですけどね、なんでこんなのあったんだろ。
しかる後、境内を一周。
なぜかフードをかぶった、子育て地蔵さんもいました。
しかしてその右横に、
妙にイケメンな厄除け地蔵さんが('ω')
…やっぱり子育ては片手間じゃ難しいんですかね、手分けしたようですよ。
といったところで観音様のお参りひと段落でした。
いやはや1年ぶりの小旅行(数駅(笑))でも描くこといくらでもありますね!いい頭の刺激にはなりましたが、もうキリがないんでこの辺にしておきます。
…おっと最後に。
観音様の内部に、参拝客が自由に描き込めるノートが置いてありましたので当方も一筆、シンプルに書いてきました。
ではお粗末様でした(*- -)(*_ _)ペコリ
たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)