クレオソートの謎を追え!('ω')
たまには気の抜けたお話を致したい(*´з`)
先日、四国にある友人Y氏から久々にメールが来ました('ω')このY氏もマンガで知り合った仲間で、この前の記事で有名作家にドライヤー投げられてた男です(;'∀')…シンクロニシティ。今は故郷四国で勤めに出ていますが、変わらぬ友人はありがたいのです。
実は自分のマンガに彼をちょっと出したことがある(笑)このページの、
ここです。
ご興味のある方は、有料記事にはなりますがこちらをご覧くださいませ(*- -)(*_ _)ペコリ
…とまあ、古い友人なのですが。その彼からこんなメールが来たのでした。
「高級ウイスキーを買った。海の香りがするらしい、楽しみだ」と…。
そのとき送られてきた写真がこれである(._.)
「タ〇スカー」というスコットランドのウイスキー、3800円ナリ、だそうな。
なんというブルジョワジー(笑)!と、思いましたが、まあわざわざメールしてくるくらいだから彼にしてもめったにないことと思われます、許してあげてくださいw
海の香りのスコッチ!まあなんともロマンチックではある('ω')どうなってんでしょうね、海水でもつかってるのかwなどと軽口をたたきながら…
「ぜひ感想を」と返信。次の日またメールがきた('ω')飲んだらしい。
Y氏「ぜんぜん海の香りしねえ、セイ〇ガンのニホヒがする…(*´з`)」
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※言わずもがなですが、個人の感想です。まして当方は呑んでもいない。商品を貶める意図のないことをご了承ください。
しかしいくらなんでも
海の香りとセイ〇ガンではあまりに遠くないか。
しかししきりに「セイ〇ガン、セイ〇ガン」と大正〇薬のごとく連呼するY氏。これはひとつ調べてみるべいかと当方モノズキがうずきだした。
さりとてウイスキーのことなぞよく知らんのでY氏に聞いてみる。
Y氏「まあ、原料がセイ〇ガンってことはないだろうから(当たり前だwそれじゃスコッチじゃなくてジャパニーズである)スモークとか香りつけでそうなるんじゃないの?」
とのこと。
とにかく当方はセイ〇ガンのニホヒ成分を調べるので、そちらはウイスキーについて何かわかったら…と手分けすることになりました。
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セイ〇ガンのニホヒは何か?そういえばあの強烈なニホヒ、におうにおうというだけでなんの匂いか全く知らぬ。製造元のサイトを覗いてみましたよ('ω')
はじめて知りましたが、あれは木の香りだったのですね!
ブナやマツを炭化(燻すんでしょう)した煙を蒸留して作るクレオソート、これがおなかに効く主成分とのことでつまり木の香りのカタマリというわけだ。おもしろい。
…ただ問題はこれがなぜかのスコッチの香りになっているのか?です(-"-)
そこにY氏からメールが。グッドタイミングである。
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Y氏「スコットランドではウイスキーを燻すのにピートというものを使うそうだ」
…とのこと。ピートについては下記をご覧ください。
これは要するに「炭」でありますね('ω')
植物が長い年月をかけて堆積した、泥状の炭。石炭の一歩手前という感じでしょうか?ピートが違うと香りも変わってくるそうです。ちなみにスコットランドのピート、成分はヒースが多いそうですが、場所によってさまざまなピートができるそうです。
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つまり、ピートも植物の固まったもの。セイ〇ガンの匂いも植物を煮詰めたカタマリである。
スコットランドに日本と同じマツやブナが生えているかは知りませんが、似た匂いがしてもそれは道理である。二人して
「謎はすべて解けた!」状態(笑)
になり、ヨロコビをかみしめました。そういえばY氏は探偵マンガが好きであったな。彼の愛読書になぞらえてキメ台詞は
「Q.E.D(証明完了)」
と申しておきましょう。
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普通なら、期待して飲んだウイスキーに変な香りがついてたら「何だよチキショー」でまず終わってしまうところです。
それをどうでもいいとはいえ興味を持ち、自分たちで調べ、仮説を立てては証拠を集める。懐かしいですね、学生時代からこうして勉強、いや雑学、
正確にはムダ知識
を高めてきたのです(笑)Y氏、故郷に帰ってもその
センス・オブ・ワンダーは健在であるな( ;∀;)
と頼もしく感じました。
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…ただここで問題が一つ。
Y氏「で、結局なんでこれが海の匂いなの?」
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…それはまだ謎のまま…(*‘∀‘)
まあいいじゃないですか。謎があったほうが。ジンセイ。
などとテキトーに切り上げておきましたが(笑)…ほんと、なんでなんでしょうねw
スコットランド人はセイ〇ガン嗅ぐと
「故郷アイリッシュ海の香りがする!」と
スコットランド語でいうのであろうか(-"-)というかセイ〇ガンの香りで酔ったり(アルコールは入ってないとはいえ、気分的に)しないのであろうか。
…わからないまま、ここで筆をおきまする。
お粗末様でした(*- -)(*_ _)ペコリ