【EDH】第9期統率者神決定戦予選レポート

 今回は1-4、骨の壁です。人類になりたかった・・

《骨の壁/Wall of Bone》

使用デッキ

 《織り手のティムナ》《ルーデヴィックの名作、クラム》の共闘を使用しました。見て分かる通り、日本統率者選手権優勝のタカハシさんのリストままとなっています。

 6月の渋谷争奪戦以降、直前の1週間前までは、従来のタイプ(ミッドレンジに寄った内容)で回していたのですが勝ちきれないことが多く、試しに《ネクロポーテンス》《風に運ばれて》搭載型を真似てみました。
 すると、ネクロの爆発力と風を構えてミッドレンジ以降に機を伺える形が今の環境にマッチしている感触があり、そのままお借りすることにしました。

神決定戦予選

R1 ✖

1st ◯《浄火の戦術家、デリーヴィー》 / ムトーさん
2nd 《眷者の神童、キナン》
3rd 《茨の吟遊詩人、ベロ》
4th 《織り手のティムナ》《ルーデヴィックの名作、クラム》/ 私

 いきなりムトーさんかーい!!普段からよく遊ぶ仲で、開始直前まで話していました。着席してやや苦笑いしながらスタート。

上がデリーヴィー、キナンということもあり、除去を持っておきたかったがいい感じの手札が来ず、
 《激情の後見》《精神壊しの罠》《宝石の洞窟》土地 2でキープ。

 序盤ティムナで《激情の後見》を構えてエンドすると、次ターンのデリーヴィーから《荒れ模様のストームドレイク》でNTRに遭う。

負けです

 それまでのドローで《法務官の掌握》《むかつき》まで降ってきていたので、次ターンでベロを対象に唱えると《波止場の恐喝者》が見当たらない。場の波止場カウントを確認すると、ベロ方向からは少なく手にありそう。
 仕方が無いので《魔力の墓所》を頂いて唱えずにエンド(ここが裏目る)

 5T目にデリーヴィが《沈黙》から入ると、他2人が何もなかったようで《精神壊しの罠》も撃てず、無限ブリンクまで成立。

 次週でティムナからサーチを引き当て、デリーヴィーの勝利。
《魔力の墓所》を置いていたらアップキープにタップされる瞬間に一応むかつきを撃てていたかもしれない・・・。

R2 ✖

1st 《鋭い目の航海士、マルコム》《粗野な牧人、ブルース・タール》 / ちゃーさん
2nd ◯《秘密売り、ティヴィット》/ イヌイさん
3rd 《織り手のティムナ》《トリトンの英雄、トラシオス》/ カミムさん
4th 《織り手のティムナ》《ルーデヴィックの名作、クラム》/ 私

 連続4番手だし、なんだか濃い面子だし気合いれてマリガン。
初手は《伝国の玉璽》《意思の力》《猿人の指導霊》《金属モックス》土地2でキープ。下家だし、早仕掛けよりは2Tクラム+コストが降ってきたらFoW構えのプラン。

 序盤は2T目にティヴィットが《息詰まる徴税》を設置、こちらはクラムを出してティヴィットを殴る。3T目マナが溢れてる状態でティヴィットが着地。その後やや遅れてマルブルも《息詰まる徴税》を設置。

 中盤、ドローが進んで宝物が溢れかえった頃にティヴィットが《約束された終末、エムラクール》を唱え、マルブルの精神を乗っ取りにかかる。

止まるわけもなく

 3人とも対応できず、マルブルのターンに入る。直前に危ない札は処理してくれたものの、《Wheel of Fortune》から《沈黙》《直観》と繋がり、《死の国からの脱出》からティヴィットの勝利。

 決着後にティヴィットの初手を聞いたところ、2T徴税後はエムラクールのタイミングを伺うキープだったとのこと。許せねえよ・・!

R3 〇

1st 《眷者の神童、キナン》
2nd 《モンスーンの魔道士、ラル》
3rd 〇《織り手のティムナ》《ルーデヴィックの名作、クラム》/ 私
4th 《厚顔の無法者、マグダ》/ ギトカスさん

 キナン、見た目ストームっぽいラル、マグダだったので強気に
《ネクロポーテンス》《悟りの教示者》《魔力の墓所》土地 3でキープ。
1T目上家のeot《秘儀の印鑑》サーチで2Tネクロのプラン。

 予定通り2T目《ネクロポーテンス》が着地し、3T目に《堂々たる撤廃者》《波止場の恐喝者》から《最後の賭け》で繋げて勝利。

R4 ✖

1st 《織り手のティムナ》《ルーデヴィックの名作、クラム》/ 私
2nd 《ロフガフフの息子、ログラクフ》《求道の達人、サイラス・レン》
3rd 《ロフガフフの息子、ログラクフ》《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット》/ しもっちさん
4th 《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット》《ルーデヴィックの名作、クラム》

 《エスパーの歩哨》《ネクロポーテンス》《致命的なはしゃぎ回り》《剣を鍬に》《金属モックス》土地 2でキープ。
 しもっちさんは下家の場合ぶっぱキープはしない読みで、ログサイのログを消してマナを潰している間に何か引きたいなというプラン。
 1Tエスパーの歩哨、2Tティムナと展開し、《致命的なはしゃぎ回り》でログサイのログを消して2マナをオフに。
 3T目に《ネクロポーテンス》が通ったので、そのまま程々にペイしてカウンター1枚&次ターン勝てる状態でエンド。
 するとアクションの無かったログサイから《エンチャント奪取》がネクロポーテンスに飛んでくる。

初動でリス研・Remoraを取りたかったらしい

 流石に渡せないので《激情の後見》で消えてもらい、ログテヴェにターンが回る。儀式×2から《法務官の掌握》《むかつき》と繋がり、残りライフ5で《猿人の指導霊》をめくってマナが足りるようになり、《死の国からの脱出》でログテヴェの勝利。

 終わった後に聞くと直前まで、マナが微妙に足りなかったらしく、トップの儀式で解決したとのこと。持ってるね!!

R5 ✖

1st 〇《ロフガフフの息子、ログラクフ》《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット》
2nd 《織り手のティムナ》《ルーデヴィックの名作、クラム》/ 私
3rd 《ウルザの空戦艇、リベレーター号》
4th 《有翼の叡智、ナドゥ》

 ログテヴェ、私、が6枚スタートの中、ナドゥが最初の7枚でキープ。ソフトカウンター1枚くらいは持ってる読みでややふんわりの
《波止場の恐喝者》《法務官の掌握》《猿人の指導霊》《金属モックス》土地2でキープ。

 1Tログテヴェがマナ展開とサーチしてエンド。《むかつき》っぽい気配しかしないが、2T目まで回ってきたので《波止場の恐喝者》でマナだけ伸ばしてエンド。
 するとナドゥのeotにログテヴェから《むかつき》が飛んでくる。対応札がないのでパスするとナドゥも何もなく、《むかつき》が解決。
 ログテヴェの手順ミスで1週回ったが、結局対応できずにログテヴェの勝利。

 1-4で目無しになったためここでドロップしました。

爆発

 最後の1戦はキープが微妙だった気がしなくもないですが、他は特にいうことが無く、納得感はある結果でした。

感想など

 やはりMH3で台頭したナドゥ、ナドゥ入りの3c↑デッキや、これに勝ち切るグリクシスデッキが増えている中、《ネクロポーテンス》《風に運ばれて》で勝ち切る&差し込む構築にすれば、ティムクラも味がすることが分かったのは大きな収穫でした。ここに辿り着いたタカハシさんはさすがという感じです。
 今の型の戦略などはそもそも練度不足だった感が否めないので、これからも練習して次回に臨みたいと思います。

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