なぜ看護師を目指そうと思ったのか?③

クリエイティブな20代を過ごしてる間は、

体感速度としてはあっという間で、

とにかく仕事に夢中な10年間でした。

とはいえ、頭の片隅には看護師になる夢は

ずっと置かれていました。

幸いにも20代の私が懸念していた

体力について特に問題なく過ごせていました。

なんなら、29歳の頃には登山に

挑戦することにも成功し、更には

マラソン大会にも出れるほどの体力を

持てていました。

これはチャンスだなっていう感覚は

芽生えていました。

今こそ看護学校に行くチャンスが来てる。


しかし、29歳の私にはその頃違う夢も

ありました。

それは、結婚して子供を産みたいという

夢です。

20代の私は仕事漬けの毎日の中で

お金もたくさん稼げるようになったのに

なぜか幸福感は高くなかったんです。


なぜだろう?と疑問に思っていて

とある漫画を読んでいる時に気付きました。


その漫画は「うちの三姉妹」という

育児漫画でした。

うちの三姉妹は作者である

松本ぷりっつさんの3人の娘さんの

エピソードを漫画にしたものなんですが、

これが私の中でブームを起こし

育児漫画大好き期がやってきました。

仕事が終わると毎日のように育児漫画を

読んでいて家の押入れいっぱいに

なるくらい大量に集めていました。

読み飽きる頃には、

私子供欲しい!

ってなってました。

私はいつしか自分のためだけに

お金を稼ぐことに満たされなくなっていて、

暖かい家庭を持つ幸せを感じたい。

仕事以上に家庭を持つことの方が

幸せを感じるだろうなという思いが

膨らんでいました。

そのため、私は看護学校に

受験をする準備をしつつ婚活も並行して

行うことにしました。

この後の展開については

アラフォーまで受験が伸びてることから、

結婚の夢が先に叶ってしまいました。

結婚の夢が叶い更に嬉しいことに

入籍してすぐに子供も出来てしまい

再び看護師になる夢がお蔵入りと

なってしまいました。

次回は子供を産んでから

ようやく看護学校受験までこじつけた

経緯についてお話します。

人生って自分の思う通りにはなかなか

いかないですね。

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