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IPO検証:2022年12月国内テック系IPO9社

明日にはELLEMTNSのIPOを控えますが、12/23までのIPOの結果を踏まえて、実験的にサクッと検証と予想記事です。

スマホだと少し画像が小さくて見ずらそうですが、重要箇所のみ抜粋しました。梅木予想初値と実際の初値がどうだったかの差分や、公募初値倍率の記載があります。

大前提として、12/16週のマーケットは17火曜の日銀YCC修正のサプライズで17火曜だけでマザーズが5%下げており、マクロ環境としては火曜以降は最悪だったと言っても過言ではありません。

IPO市場はマクロ環境が投資家センチメントに大きな影響を与えていると言われ、マクロが悪いと公募割れする。的なことが起こり得ます。

その公募割れは、発行体のプライシングがアグレッシブすぎたせいなのか、マクロのせいなのかは、マクロ環境によって判断が分かれます。

公募初値騰落率で見ると、GENOVAが公募割れ、フーディソンが公募初値一致、INFORICHが唯一の初日初値付かずで2日目に持ち越しで2.28倍。

梅木予想としてはトリドリ以外は初値が予想を全て下回りました。予想乖離率は上記の表にはありませんが、INFORICHとフーディソンが30%以上外してしまい、monoAI、トリドリ、オープンワークは10%前後以内に収まったので、その3社はほぼ予想通りと言っても過言ではないです。

投票によるIPO初値予想サイトなどもありますが、多数決が当たっている様子は全然なく、願望でしかない投票が多そうです。

以下有料です。

IPOセカンダリー論点:黒字企業と赤字企業

ELLEMENTSも入れると12月IPOでマガジンでウォッチしているのは10社ですが、企業予想決算が黒字企業が5社、赤字企業が5社です。

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