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IPO検証:2023年上半期国内テック系IPO9社+2022年下半期テック系IPOも
前回は1月に2022年12月分をお送りしたIPO検証記事。
2023年の上半期IPOはカバーやispace、ABEJAなど結構盛り上がった気がします。
上半期でいうと2022年はエニカラやM&A総研(厳密には6月IPOなので盛り上がったのは下半期)、2021年はビジョナルやAppierがありました。2020年はコロナ禍真っ只中で延期が相次ぎ、6月にロコガイドのIPOがありましたが、くふうカンパニーに吸収合併されました。
今回は2023年上半期IPOでウメキワークスでも扱った9社と2022年下半期から継続注目の企業20社をチェック。
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上段はIPOのデータ。下段はセカンダリーのデータです。
2023年上半期の傾向。()内は2022年下半期の話
・公募割れはゼロ(ベースフードとGENOVAの2社)
・赤字上場はispaceのみ(6社)
・公募初値倍率2.3倍以上がなんと5社と過半数越え(20社中2社:unerryとeWELL)
・公募初値倍率2.3倍以上の5社のうち3社がAI(unerryの1社)
これらの傾向から、米国の利上げ環境により、赤字上場がより許容されにくくなった。公募初値倍率2.3倍(一般的には初日に株価付かず2日目に持ち越しとなる)の増加は、公募価格引き下げとAIバブルが引き起こしたと考えられます。
下記有料ですが、ウメキワークスと新高値投資マガジン、両方に格納。
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