実家に帰ろうと思った話

付き合っている彼はスポーツをしている人で、先日試合を見に行きました。

正直に言うと、ルールはよくわからなくて、点数を多く取った方が勝ちくらいしか知らない(笑)

でも、コートの中の迫力と緊張感があって私も緊張感を持って集中して、試合を見ていた。その時思ったのは、ルールはよくわからないし、どんな努力をしたかとかそんなこともわからないけど、とにかく怪我せず勝っておくれ!!でした。

そして、自分が学生時代にバレー部に所属していたころのことを思い出しました。高校生の時、県大会には常連で出ているチームに所属していて、レギュラー争いに日々頑張っていました。

そして、母に支えてもらった日々だったなぁ、、、と。

きっと母も、バレーボールのルールは詳しくわからなかっただろうし、私がどんな努力をして、試合に挑んでいるかなんて、わかってなかったと思う。

だけど、公式戦はすべて応援に来てくれた。チーム全員の差し入れを持って。

そして、毎朝5時に起きて朝練に行く私に、手作りのお弁当を持たせてくれた。

試合に負けた時、応援に来て声を掛けてくれた母に、冷たい態度をとってしまった。悔しくて、目を見て話すことができなかった。

あの時は、まだ高校生だから、子どもっぽかったなぁ。

そんな態度の私に、翌朝またお弁当を持たせてくれるんです。

今思えば、大きな愛情です。あの時は、ちょっと恥ずかしかったけど。

私も誰かにあんなに大きな愛情を注ぐことができるだろうか?例え突き放されても、変わらぬ愛を持てるだろうか?

私も大きな心で、愛情を持って、大切な人と関わりたい。そういう人間でありたい。

どんな気持ちで私のことを応援してくれてたのだろう?実家に帰って、あの時の気持ち、聞いてみよう。

そして、あの時の態度を謝ろう。

いいなと思ったら応援しよう!