自分のせいと他人のせい
何か嫌なことがあった時に、自分のせいにする人と、他人や周りのせいにする人がいます。
最近、どちらの生き方もしんどいよな、、、と思うようになりました。
まず、他人のせいにする人について。天気の良し悪しに気分が左右されたり、満員電車でイライラしたり。コンビニ定員さんに、暴言を吐いたり。とにかく、他人のせいにする人っています。
周りの人や環境のせいにするということは、それだけ、期待値が高いということだと思うのです。一見、周りのせいにしてるのだから、ストレスはないだろうと、思うかもしれないけれど、そういう人は、自分では何もできない部分でイライラしてるのだから、繊細で疲れやすいと思うんです。自分では何もできないことを知っている人なのかもしれません。だから、周りに期待して動いてもらいたいのかも。
自分のせいにする人について。何か嫌なことがあったときに、「自分が〇〇だからいけないんだ。こうすればよかった」と反省する人がいます。
とても謙虚な姿勢だなと思います。でもたまに、そんなに背負わなくていいのに、と思うほどに自分のことを責めすぎてしまう人がいます。自分で、自分にダメ出しをし、落ち込んでしまう人です。それは、世界でたった1人の自分を信じられなくなってしまうことになります。それは、とても、孤独でしんどいことだと思います。
私はどちらも持っていました。
高校生までは、他人のせいにして生きていて、大学生からは自分のせいして生きていました。どちらかというと、自分のせいにして生きた方が、心穏やかでいられました。
でも、落とし穴がありました。自分の実力を知らずに、自分のせいにしすぎて、自力ではどうにもならないことまで、なんとかしようと思ってしまったのです。
その結果、精神的に脆くなってしまいました。自分のことを全否定して、毎日がつまらなくなってしまったのです。
自分の感情をコントロールすることは大事です。他人のせいと自分のせいと、白黒させる必要はないのだと、最近やっとわかるようになりました。
バランスが大事。そのバランスを知るために、いろんな経験をするんだなぉと思います。自分のせいと他人のせいのバランスを考えられるようになって、少しだけ大人になれたかなと思うようになりました。