TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING―機能と笑い」開催
ひとことで「笑い」と言っても、漫才やコントだけがすべてではない。世の中のありとあらゆるものが「笑い」と関係しています。
「笑い」について研究しようとすると、そのジャンルの幅の広さにめまいがしそうです。ヨーロッパの理論だと、ベルクソンの『笑い』(岩波文庫)などのように、哲学や生理学に関係するでしょう。近年ではAIを使った研究も見られます。
これらについてはまた改めて紹介しますが、今回は「パッケージ」についてです。紙の専門商社である竹尾が、紙とデザインのイベント、TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING―機能と笑い」を開催します。
同展ではパッケージを「機能」と「笑い」のふたつの観点から見つめ直そう、というもの。「機能」のほうも面白そうなのですが、ここでは「笑い」のほうを紹介します。
あらゆるプロダクトはパッケージに包装されています。私たちはパッケージを見て、そのモノを買おうかと心惹かれることがあります。スタイリッシュなデザインも多いですが、ほっこり笑ってしまうようなパッケージデザインもよく見かけますよね。
「PACKAGING―機能と笑い」では、デザイナーの梅原真さんがキュレーションを手がけ、「笑い」をもたらす約100点のパッケージを紹介します。洗練やシンプリシティではない、思わず手に取らせる「笑い」にフォーカスするそうです。
同展の特設サイトには、そのパッケージが一部紹介されています。私が以前から気になっていた、岐阜市の御菓子司 玉井屋本舗さんの「下剋上鮎」をあります。鵜飼の鵜と鮎をかたどったお菓子で、鮎が下克上を試みて鵜に食らいつくというユーモラスなものです。なんという発想!
ちなみに、梅原真さんには近著『わらうデ』があります。「デザインは“笑い”です」と語る梅原さんのエッセイです。
このように、「笑い」っていろんなものがありますね。漫才やコントばかりに着目していると、世の中のささやかな「笑い」を見過ごしてしまうかもしれません。TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING―機能と笑い」を見て、「笑い」の感性を磨いてみてはいかがでしょうか?
でも、東京には行けないなぁ…。ではでは、また次回。(梅)
TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING―機能と笑い」
2023年10月13日(金)~10月22日(日)
11:00-~19:30(最終入場19:00)
※10月22日(日)11:00~16:00(最終入場15:30)
会場:KANDA SQUARE HALL
東京都千代田区神田錦町2-2-1 神田スクエア2F・3F
入場:事前予約制・無料
※プラットフォーム「ArtSticker」にて9月上旬予約開始を予定しています。