なぜヨガスタジオを始めたのか?
現在 私は、webとSNSの集客専門家をしています。
私は、1974年、富山県生まれ。
現在は結婚して埼玉県に住んでいます。
そこで、2019年3月からヨガスタジオを始め、今では、google検索地域NO.1
スタッフ7名、1ヶ月に60本のレッスンを行い、地域で愛されるスタジオを経営しています。
経営で行き着いた、
「小さなお店は予約が一番大切・ネットをつかった営業が今は必須」という、集客のコツを集客専門家として個人のお店のサポートをしています。
なぜ、起業してスタジオをすることになったかをお話させて頂きます。
もともとヨガスタジオを始めたのは、通っていたスタジオが閉店になった事がきっかけです。
私はそのヨガスタジオの先生をとても好きで、
スタジオ閉店がどうしても嫌でした。
おそらく、ようやく見つけた
心が平穏になるものだったからだと思います。
私は物心が着いた時から、ずっと精神的に不安定でした。
両親の仲が悪く、怒鳴り声や機嫌の悪い父に怯えながら暮らしていました。
中学生くらいから、母は私に依存するようになり、友人と遊ぶ事を嫌がりました。
どこの家でもある事、と自分に言い聞かせていましたが、
次第に過食症になり、常に体調は悪く、
学校では自分の感情を出すことが出来なくなって
人が怖くなりました。
学生の頃や社会人時代は、
人と距離を置く地味な私に、
優しく接してくれた人たちがいて、
お陰で、何とかやってこれました。
28歳の時に結婚し、2人の子供を出産。
出産を期に過食症は治りましたが、
ワンオペの育児で夫婦関係が悪くなり、
働きに出ました。
子供が小学校になると、
学校から電話がきたり、呼びだされたりすることがよくあり
夫が子供に冷たく対応するので、夫婦関係は更に悪くなりました。
家庭の事、人間関係、仕事の重圧、
次は不眠症に悩まされる日々でした。
40歳まで続いた精神的不安定で、興味を持ったのがヨガでした。
単純に、体が疲れれば寝れるだろう、
落ちた体力作りをしようと思って入りましたが、
ヨガの先生方は、私の考え方から変えてくれる素晴らしいレッスンをしてくださいました。
腰が痛いと言えば、1レッスンに15人いる生徒さん一人ひとりに寄り添ってくれ、本当に良くなります。
毎回少しのヨガ哲学を話してくれるのですが、
私はこの時初めて「出来ないことは手放す」「ありのままの自分を受け入れる」を学び、自分自身を認める事が出来ました。
それまでは、なんで自分ばかりこんな辛いのだろうか、
悪い事が起こると自分のせい。
何でも、自分が自分に対して
「こうでなければならない」という思いが強く、
「こんな母親で申し訳ない」と何度も泣いていました。
だから、ヨガスタジオに通った4年間は、ようやく少し
自分の感情を出して、生き生きと暮らせていたのです。
2018年、お店は入っていたショッピングセンターが閉店することで突然閉店します。
生活の質が良くなったといっても、ヨガが心の拠り所だった私は今後がすごく不安で辛くて耐えられないと思いました。
人気のお店で
先生も生徒さんもとても悲しんでいるのを見ているうちに何とかここを残したいと強く思うようになりました。
スタジオを経営する社長にも60名の嘆願書を集めて話をしましたが、
移転するお金は無いので、閉店しかないとの返答。
考えた私は、
先生方にこのスタジオのような形を残したくないか
聞きました。また、生徒さんにも聞いてみました。
多くの皆さんが、ここに特別な感情があることをしって、
私は、もう経営とか社会事情に左右されたくない。
先生たちとスタジオを作ろうと思いました。
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