京都 京北の香り風景
地元で活躍されているブレンドデザイナーさんのパーソナルアロマ作りの協力がきっかけで、前から行きたかった京都京北町のkkファーム・杉乃精さんへ。おひとりさま参加で何と貸し切り。杉枝葉を粉砕し、蒸された木桶いっぱいのスギの中で足浴体験。鼻には自然の香りが立ち上り、足先はぽかぽか温まり、気さくで楽しい村山社長の林業、植物、香りに対する情熱あふれるお話を伺いました。画像にあるのが工房で自然に囲まれた中で日々活動され5年になるという。日本産精油の生産者のとして始めた頃は全国に3か所だったのが今や90か所にも広がっているそう。印象に残った言葉として蒸留には薪で火をおこし、自然の火の力が良い香りを生み出すという。お風呂や炊飯を例に納得させられた。木だけでなく冬はゆずの蒸留、今後は京都産レモン蒸留も予定されているそう。70歳過ぎても元気で行動力の高さに刺激をもらいました。温かいスタッフさんによる納豆もちや焼きおにぎり、自分で生地を広げトッピングし、自家製の石窯でピザ焼き。クロモジのお茶、山のコーヒーなど。ここでしか味わえない幸せな時間を独り占め。なかなか入ることのできない杉山に連れて行っていただき、クロモジ、ヒノキ、モクレン、クリ、(いっぱいあり過ぎて忘れた)など冬山の森林景色をみてきました。芽吹き始めた時期で彩は少々寂しかったのですが、春夏の違った景色も見てみたい。軽トラの荷台に乗って見に行くという人生初のワイルド体験も京北ならでは。アロマの先生が全国の日本産精油の生産者を訪れ、その土地の香りを知り、広めて行く姿を見てきて、自分なりのふれあい方、歩き方、伝え方を初心者ながら行動を起こしていきたいと感じた京北町のアロマ旅でありました。
イメージの香り 「冬山の癒香」
スギ、ユズ、ハッカ、サンダルウッド、ブラックスプルース。