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ミモザの日。

3月8日きょうは「国際女性デー」「ミモザの日」
イタリアではお母さんや奥さん、おばあちゃん、ともだちや同僚などの女性へ 「いつもありがとう」という気持ちを込めてミモザを贈る日だそうです。1年で一番、お花が売れるのだそうです。                      一説では、「女性のみなさん家事も育児も仕事も休んでゆっくりしましょ!」の日とも言われています。。。

ヨシ!勇気を出して、ゆっくりしよう!

とりあえず、大好きなミモザの花を飾ってみました🌼

お花を飾るということ

花飾るという行為は世界共通で「死者へ花を手向ける」という事に起源があるようです。
そこには亡くなった人への「想い」があるという説や花が持つ「薬効」を使って腐敗を防ぐという説や花を依代(よりしろ)として死者の新生を「祈る」という説があるそうです。

日本でも同じように、死者へ花を手向ける行為から始まり、植物を立てて神様を宿らせるという行為(これぞ華道の原点!)を生み、仏教の伝来と共に仏様への共花として、人々に広まったそうです。
そして、平安時代になると1輪挿などで「花を愛でる」という習慣が定着したそうです。
またも平安時代!!!

平安時代の「飾ること」の役割

お雛様も平安時代から、、、平安時代は何があったんだろう?
というわけで、勉強してみました。

困った時のオリラジ中田のあっちゃんのYouTube 大学!

https://youtu.be/RwPSG8Tkyg8

なるほど!
平安時代ってゆーのは、とにかく争いが多い。そして、仏教を受け入れる情勢になった、そんな時代。

そんな中で生きる人々に想いを馳せてみると、「飾ること」は争いに疲れた心を癒す役割だったり、闘いの中、大切な人が無事に還ってくるようにと祈りを込めるものだったり、政権の強さを示すためにしていることも、、、立場によって違った意味があったように思います。
いずれにしても、言葉にできない「想い」を飾る事で表現していたのではないかと想像されます。

そして室町時代になると、「華道」という本格的に「お花を飾る」行為へと発展して行きました。(華道についてはまた別の機会に。。。)

お花を飾ってみよう!

なにかと疲れてしまっているみなさん、
気持ちを癒す為にでも、収束を祈る為にでも、誰かを元気づける為にでも、、、お花を飾ってみませんか?  (卒業式がなくなって、生花業界も大打撃を受けているようです!

「優しい気持ちで世界が動きはじめますように」


まとめ

・お花を飾る事が定着した背景には「争い」と「仏教」が深く関わっている

・飾る事には「癒す」「祈る」「強さを示す」などの意味があった?

・飾ることは立場によって違う意味を持つ

・言葉にできない想いを表現する手段                    





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