【偽名BMS作家異世界転生バトル！】制作後記＆楽しすぎて草記事

うめ


どうも、井之頭五郎こと月夜見ことumeです。
イベント期間中、制作後記書いてる余裕がなかったので、慌てて書きました（慌てて描いた割に4000字超えてる）。











今回の参加曲はこちら。
「1000 Colored NeonRain」月夜見 feat.小竹かなえ＝ume feat.薛南

以下制作後記となります。


～構想編～

唐突ですが、偽名戦ずっと待ってたんです…6年待ったのです。
待ちすぎて、偽名戦の脳内構想が5つくらいありましたので、その中からどれを選ぶか、という感じでした。

一つ思っていたこととして、なんかこうBOFまでに一つメロディアスな曲を作りたかったので、
GenreShuffle4でメロディを描けるジャンルだったらメロディの無い曲を
そうでなかったらメロディアスな曲をと考えていました。

結果GenreShuffle4で当たったのが

（メロディアスの欠片もねぇ！）

メロディアスな曲でいこう！となりました。

今回の偽名戦に臨むに辺り、どういうスタンスで参加しようかと思ったんですが、
自分は偽名戦が好きで、偽名戦の楽しさを皆様にも知ってほしいと思ったので「クイズとして楽しんでもらえる程度の塩梅」を目指しました。
そして「自分の作品の芯となる部分は変えず、それ以外は全部変える」という方針で行こうと決めました。
自分は作品のテーマや世界観、エモ曲ならどんな感情を表現するか、をちゃんと決めることを心掛けていて、なのでそこは変えず、それ以外を変えたいと思い、
歌詞やメロディの作り方はそのままに、バックだけ全部打ち込みで作る方針としました。完全打ち込みメイン楽曲は4年ぶりくらい？
（この時点で既に赤ギルドからめちゃくちゃ変えたかった）


でこれまた具体的な楽曲のテーマが決まらず悩んでいたんですが、
「サイバーパンク　エッジランナーズ」というアニメを見て、これがめちゃくちゃ良くて、

（泣けるでぇ…）

このアニメの物語を下敷きに作品を作ろう、と急に思い立ちました。
最初は完全にファンメイド作品にしようと思ったりもしましたが、自分の腕が足りずうまくそういう形で作れなかったのと、
エッジランナーズ観てることはSNSで語ってたので、そこからバレたら嫌だなと思い、インスピレーションを受けたオリジナル作品みたいな微妙な立ち位置の作品になりました。
（でも原作アニメみた方は歌詞の内容わかってくれるんじゃないかと思うので、知ってる方は是非触れてみてほしい）

～楽曲製作編～

一口に打ち込みといっても、いろいろあるわけですが、今回は打ち込み系の中でも特に難易度が高そうなダブステップに初挑戦！誰だよダブステップ作ろうとか言い出したやつ…って途中何度も思いました。


ひとまず曲、歌詞は普段通りの感覚で作成。

前からやってみたかった、ダブステでよくあるサビで敢えてボーカルを抜くやつ入れて、さらに大盛りあがりのラスサビも入れたらちょっと曲が長くなっちゃったけど、アレンジで誤魔化せる範囲。行ける！

とりあえず新規のserumプリセットをいくつか買った上で肝心の打ち込みを開始。特にダブステップは完全に初めてだったので、制作動画等を観ながら頑張りました。
苦労の言語化は難しいですが、ここがめちゃくちゃしんどかったとだけお伝えしておきます。皆、ダブステップには気をつけろ。


まぁとりあえず何とかそれっぽい形に仕上げました。
自分では結構クラブっぽい音出てるだろ！と思ったのですが…
偽名戦のクラブガチ勢と聴き比べるとやっぱりなんかちょっと違う。実際音が独特とか結構言われた…まぁ個性と思うことにしましょう。


ボーカルは以前依頼させて頂いた薛南さんがピッタリだと思い、お忙しそうな中、果敢に依頼させて頂いたところ、快諾頂き感謝！
ボーカル曲は届いたボーカルを合わせる時が一番ワクワクする瞬間ですね。もちろん完璧なクオリティで曲に一気に命が吹き込まれました。

ボーカル曲は確かに色々ハードルあるとは思いますが、曲のクオリティをボーカリストさんに引っ張ってもらえるという部分では、美味しい部分もあります。
今回ラスサビに高音域のハモリを取り入れてみたのですが、これが予想以上にハマって、自分の中で最気持ちイイポイントになりました。今後も高音ハモリ、ガンガン取り入れていきたいです。

～動画製作編～

BGAは、何となくドット絵でいこう、と言うのが割と早期に固まっていました。ドット絵って描いたことないし、偽装としてもGood。
本当はもっと色んなシーンを動かしていくつもりだったのですが、なんかうまく纏まらなそうなのと作画カロリーがヤバそう。
そこで思いついたのが電車。車内の絵を描けば後は窓の外を動かしくだけで動きが出せる。ドット絵版StarGuitarみたいな奴をやろうと思い立ちました。

（神MV　未見の方は是非）

という事で作り始めましたが、あまりに面倒くさくて最初の一分くらいでグダグダになりました。
柱の影動かす奴とかクソ面倒だったのですが何とか気合いで完成。
ドット絵はフリーの背景素材を下敷きにしたりして描きましたが、思ったよりサクサク描けたので、今後も使う場面があるかも、無いかも。
キャラクターはエッジランナーズのヒロイン、ルーシーちゃん風のデザインにしました。薛南さんの偽名は「小竹かなえ」がご希望という事で、病みカワヒロインかなえちゃんの誕生。

「小竹」の辺りが何となくかぐや姫っぽいのとエッジランナーズは月が重要な役目を果たしていたので、その要素を入れて自分の偽名は「月夜見」。
やった、動画作品完成！


～譜面製作編～

ここまででだいぶ力尽きていますが、まだあるだろ譜面が！
ここからは譜面についての謝罪会見となります。

全体的に譜面がヤバい
割と限界制作で…
慣れないジャンル故アルペジエーター多用したところ、音切りがほぼ手切りになりめちゃくちゃ時間かかったのと、定義数が全然足りなくて削減にめちゃめちゃのくちゃくちゃに苦労しました。
気づいたら音切りだけで2週間位使っていて既にヤバく、登録期間5日前の辺りでコロナになっちゃったのもあり、
譜面依頼するか迷ったのですが、偽名戦であまり声をかける方を増やしたくなく、そもそも期限ギリギリすぎで頼めないと思いゲロを我慢しながら配置。
薛南さんからは「発狂譜面」じゃなく「ゲロ譜面」って呼んで自慢しようって言われました。

これがゲロ譜面だ！

いざ大会始まってみると結構譜面外注してる人がいて素直に頼めばよかったと思いました。

まぁ☆11以上はプレイスキルの外なので元々調製厳しいんですが、☆10譜面まで微妙って言われてるのは言い訳できねぇ！HYPERまでは楽しいって言われるのが自慢だったのに…

密度調整がおかしい
なんかこうピロピロしたシンセをたくさん配置する曲って何気にほぼ作ったことないので塩梅がわからず…
ラストパートで全然うまく密度上げられなくてこれやべぇのでは？と内心思ったりしてましたけどまぁええか〜って出しました。良くはなかった。

どう見ても☆11ではない
最高難度が明らかに☆12だったので、☆12 が2つ並んでたらわかりくいかなって親切心で…

と言うわけで、差分製作大歓迎です！音切りまではかなりやってあると思うので是非ともよろしくお願い致します。

～立ち回り編～

今回の参加スタンスとして、偽名戦はかなり久しぶりなので、始めて参加する方にも楽しんで欲しいと考えていました。
ガチで隠蔽してくる曲ばかりだと楽しめないインプレイヤーの方も出てくるかなと思い、自分のエントリーはクイズとして成立する様にしたいと考えました。こういうのはジジイの役回りだ！

敢えてヒントとして残した要素としては

・歌詞は完全にいつも通りに作成。会場にも歌詞を乗せておく。

・3作連続でBGAに電車。さらにBGA作者名を書かずBGA自炊をアピール。配信でも敢えてそこを強調。
（NASAさんが配信でここツッコんでて流石だ！と思ったらインプレではlixoundさんになってた）

・そもそも薛南さんに依頼したのもヒント。多分自分かlixoundさんしか組んだことがない？と思う。

反対に作品外の部分はしっかり隠蔽すべく、初めてのファイルリネームに、read meの形式も他の方のをパクったりと完璧（←そんな暇があるなら譜面をなんとかしろ）

で、とりあえず開幕したんですが、薛南さんが思ったよりノリノリになってくれて、ブラフかましてもいいですか？lixoundさんにもOKもらったので！
とのことで、面白そうなので是非！と乗っかることに。

でもちょっとブラフが強すぎるかなと思いヒントを追加。

ちゃんと作品そのもので判断いただけましたか？
戦場で敵の落とす情報を素直に信用してはいけませんよ。

結果


ずらっと並ぶlixoundさん。薛南さん強すぎィ！皆素直すぎィ！



正直ブラフがあったとは言え、自分の曲をlixoundさんと信じてくれた方が結構いたのは、ちょっと自信になりました。
後はBGAがlixoundさんぽかったという意見を聞きましたが、完全に偶然です。なるほど、いわれると確かに、ポーズまでそれっぽい。



インプレについては、やはり更なる別偽名でやるのが最適解と思い、この機会に、以前から憧れがあったロールプレイによるインプレをしてみたいと思いました。
ルフィや煉獄杏寿郎や五条悟からのインプレきたら盛り上がるだろ？
でも五条悟のインプレって全然どんなのか解らなかったので、自分でも比較的成り切れそうなキャラってなんやろって考えた結果…これだ！


そんなに孤独のグルメ見まくってるというわけでもなかったので、アマプラ等で見返しつつ、たまに野原ひろしなども織り交ぜてなんとかそれっぽいインプレを仕上げました。

ぶっちゃけ各作品の良いところをあの手この手の比喩を用いて褒めるの楽しすぎました。
是非ともこの経験を活かしたいのですが、今後これを活かしたインプレする場面が思いつかないのが残念なところ…もうこれからずっとインプレ井之頭五郎でやる？


各楽曲、選んだ理由についても書こうかと思ったけど流石に分量多すぎるし、かなたすさんのお疲れ様配信で語りたい曲は結構語れたので、よろしければご覧ください（プレイできなかった曲はゴメンナサイ！聞いてくれたら個別対応します）


偽名戦、楽しすぎて草


大体こんな感じです！

結果については何と素点4位とかいうめちゃくちゃ高順位をいただけて感激です！表明者リストが錚々たるメンバーだったので埋もれないよう気合を入れたのは確かですが、それでも望外の結果で嬉しいです。
アベレージ順位は下がりますが、原因は割と明らか（譜面）かなと思っているので、課題も明確になったかなと思います。



今回久々の偽名戦で、しかもSNSや動画サイトの発達等で前回とは取り巻く環境が色々異なる中でしたが、主催さん達の頑張りにより、新時代の偽名戦フォーマットが概ね見えたかなと思います。
偽名戦の面白さを感じて頂けた方も多いと思うので、是非また近い内に開催を期待しております。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？