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StarT-Tech完走した感想

初心者向けハッカソン「StarT-Tech」に参加してきたので感想を書きました。ハッカソンというのは、みんなで集まって開発をするイベント的なやつです。

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↑これを作りました。

ほぼ日記です。結果だけ見たい人のために目次を用意しました。↓


開発

開会式で発表されたテーマは「未来の祭り」。

祭り=炎上だと思っているインターネット人間の私は、「簡単なミニゲームを作って、一度でもミスったらネットで叩かれる」という案を出しましたが、炎上は公序良俗に反しそうなのでボツに。

とにかく他と被らないようにしたかったので、最終的に「氷河期が訪れたクソ寒い未来の地球で、めちゃくちゃ雪降ってる中やる祭り」というテーマに決定し、人類は滅んだことにしてねこをたくさん出しました。(なぜならねこはかわいいので)


チームメンバー全員こういう終末感が好きだったので、そのままたくさんアイデアを出して、各屋台(イベント)をミニゲーム化し、ミニゲーム集として制作することになりました。

(ボツになったアイデア→「屋台の店主がロボ」「かき氷大量に売ってるけど誰も買ってない」「一人称視点でゲームが進むが、条件を満たすとカメラが引いて自分がロボであることがわかる」)


「ロボが超巨大な雪玉を投げてくる雪合戦」「鍋を食いまくる大会」「こたつに入ったままで行うレース」の中からそれぞれひとつ担当するゲームを決めて、開発をはじめました。ちなみにこの時発表順が大トリに決定して泣きました。

私は雪合戦を担当したのですが、超巨大雪玉の当たり判定の設定に手をつけたあたりでその日の作業は終えて、翌日新型コロナウイルスのワクチンを打つ予定があったため早めに寝ました。朝起きたら「新しいゲーム作ったわ」というメッセージが届いていました。マジ?

私が「自機のねこを完全な球体にしたら当たり判定がうまくいくんだけどな」と思っている間に、チームメンバーは絵馬をキャンバスに見立てたお絵かきゲームを完成させていました。すげー


メンバーに負けないよう私も頑張るぞ〜と思い(仲間が頑張っているのを見てやる気になれるのはハッカソンのいいところ)、家を出るまでの間でプレイヤーが雪玉を投げられるように調整しました。しかしプレイヤーが打てる雪玉の残数表示が増える不具合が発生してしばらく進捗が死にました。

そしてワクチンを打ちました。この間にチームメンバーは温泉を泳ぐゲーム(温泉から出たら死ぬ)を完成近くまで持っていっていました。すげー


その後なんとか私のゲームも完成まで持っていき、中間発表の準備をしました。情報を隠しつつインパクトを残そうと思い、ゲームオーバー画面のスクショを2枚載せました。私のゲームはゲームオーバーになると「YOU ARE ZAKO」と出るようになっています。

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イケイケですね。


その後はワクチンの副反応で熱出して寝ました。


朝起きたら「新しいゲーム2個作ったわ」というメッセージが届いていました。マジ?

私が39度台の熱を出して苦しんで寝ている間に、チームメンバーはサンタロボを操作して上から落ちてくるプレゼントをキャッチするゲームとワカサギ釣りをするゲームを完成させていました。すごすぎないか?作業量どうなってるんだ


このあたりでそろそろミニゲームをひとつにまとめたいなーと考え、複数プログラムをひとつのスケッチで実行する方法をググり始めました。よくわかりませんでした。

チームメンバーと参考サイトを読み漁り、抽象クラス?に必要な関数?を書いてサブクラス?としてオーバーライド?で継承?させる?というところまで理解できました。


抽象クラス周りの設定はチームメンバーがやってくれるということで(本当に感謝)、私はメニュー画面のデザインやパワポの作成を担当しました。

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ボタン部分は左上が座標(100,300)で大きさ100×150になっています。(設定を楽にする配慮)


その後はチームメンバーが開発していた雪かきをしてアイテム(Switchなど)を探すゲームの説明文をみんなで考えたりしました。こういう演出をみんなで考えられたから、各ゲームを個人で制作しても世界観が統一できたのかなーと思います。


そして発表日。3分の発表時間で世界観と8つのゲームを説明するのが厳しすぎて、このテーマにしたことをはじめて後悔しました。プレイ動画を同時再生することで時間を節約しましたが、かなり情報量の多いスライドになってしまいました。(でも見てて飽きないという点ではよかったのかも?)

また、全く実装していないプロローグの画像を載せて、まるで実装途中であるかのように見せる小テクニックもやりました。世界観のイメージがつかみやすくなったようで結果的によかったです。


なんとか発表を終え、それなりに好感触だったので安心し、授賞式までの時間はハッピーターンを食べて過ごしました。



結果

そして結果、最優秀賞とさえもん賞というすごすぎる賞をいただきました。本当にありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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↑うれし〜


やっぱりみんなでワイワイやれたことと、ハッカソンのことを忘れてワクチン予約を入れたバカのメンバーがいても怒らずサポートしてくれたチームメンバーの優しさのおかげだなと思いました。山羊もホールケーキも本当にありがとう…

あとは仲が良かったので進捗報告以外の雑談をすることも多く、話してるうちにアイデアが生まれたり世界観が固まったりするのもよかったなと思いました。コミュニケーションは大事


反省としては、やっぱり個々のゲームをもう少し凝りたかったということがあります。どのミニゲームもそれ単体で世界観や雰囲気が伝わるような面白いものにしたかったです。

あと私個人の反省というかダメポイントとして、チームの中で私だけ4日間万全の体調で挑めなかったことや、私のゲームだけ画像データ差し替え前の動画を載せてしまったことなど、うっかりしている部分が多くてよくなかったです。


チームで開発するのめちゃくちゃ楽しかったし、今後やってみたいことも増えたので、参加してよかったです。ハッカソン最高!StarT-Tech最高!

これからも開発がんばるぞ〜〜〜〜〜〜〜うお〜〜〜〜〜〜〜〜


最後になりますが、このような機会を設けてくださった運営の皆さま、メンターの皆さま、全ての参加者の皆さま、チームメンバーの山羊とホールケーキ、本当にありがとうございました。