うさぎのお世話

こうめちゃんは、一人っ子です。
私には子どもがいないので、大人が大勢の中の一人っ子・・・。

それが理由なのかは分かりませんが、こうめちゃんはお世話が大好き。赤ちゃんも好きだし、小さい子も大好き。
ここしばらく、我が家でのお世話の対象はうさぎでした。

ブラッシングしたり、餌をあげたり、小屋を掃除したり、ドッグランならぬうさぎランにお散歩に連れて行ったり。可愛いねと言いながら一生懸命。
うさぎランに移動する時には、結構な重さのあるうさぎの入ったキャリアを一人で運んでおりました。
(中で揺れるから、うさぎ大迷惑笑)
 
そのうさぎが、亡くなってしまったのが去年の秋前。
こうめちゃんは、寂しくて仕方ないようでした。
「またうさぎ、飼わないの?」
 
そう言うのですが、「Ume ちゃんは喪に服しているからまだ飼えないんだ」と言ってみた。
 
喪に服すっていうのは、本来の意味とは違うのかもしれないけれど、

『大切な何かがなくなってしまった時に、悲しい気持ちを無視せずに、ちゃんと悲しんで自分を労って、大切な何かがどことは分からないどこかで幸せであるように願うことかな』

と教えてみた。
 
きっとさ、大切なのは、悲しい気持ちを無視しないことなんだ。
それができたら、きっと素敵な大人になると思うんだ。人の気持ちもちゃんとわかる大人になると思うんだ。
 
Umeちゃんが教えてあげられることは少ないけれど、吸収力の半端ない今のうちに伝えられて良かったと思うんだ。