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詩人てらきた

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定期的にポエマーになるてらきたの短い記事をまとめました。
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#詩

人の意図を汲めない。理解できない。通じ合わない。

人は他人を完全には理解できない。
他人に自我があるかなんて確認しようがない。CPUかもしれない。

人は自分の中にあるものでしか、物事を図ることができない。
だから自分にないものが突如として現れたとき、齟齬が起きてしまうのだ。

考えすぎて眠れなくなることがある。
楽しくなることもある。

想像とはなんだろうか。
なんだってそれに感情が動く。

想像とは、なんのために備わった機能なのだろうか。
余分な機能だと僕は思う。

ではなんのための機能か。

僕が思うに、人生を楽しむため。
娯楽なのだと想像する。

匂いの記憶。
すごい。

この場所で何をしたかは思い出せない。
でもこの場所の匂いは嗅いだことがあるっていうことありませんか?
匂いだけで懐かしさを感じるというのは、考えてみれば不思議な体験ですよね。

いつかのあのとき、自分はここでなにをしていたんだろうなぁ。

僕はスマホ依存症だと思う。

子供のころから、トイレのときも、食事のときも、なにか(漫画や映画を見る)を見ていないと時間が無駄に感じてしまう。

それは今でも変わらない。
だけど最近はスマホにとって変わる場合が多い。

気づけば、スマホがなかった頃はもう思い出せなくなっていた。

例えば、その人は満足してこの世を去ったとして。
それを悲しみ涙を流すのは自分の勝手なのではないのかと思う。

相手が満ちた気持ちなのに、こちらが悲しむのは向こうも不本意だろう。
寂しさは感じたとしても。

その人との別れに涙は必要なのか。
なんて考えることも、自分の勝手だけども。

ふと顔を上げて歩くと、なれた道でも「あれ?こんなだっけか」なんて思える。

見ている位置が違うだけでこうも見える景色が変わるんだなぁと感心する。
そういえば夜空なんて地元じゃちゃんと見たことないな、なんて。

なんて、思うけど、なにかにぶつかりそうで怖いから結局下を向きます。